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カテゴリ:ドラマ系の感想
『虹の彼方に』 内容 エド(クリス・ペプラー)が死に、ショックの里佳(吹石一恵) 東京事務所のみんなに支えられながら、 必死になって“仕事”で、気を紛らわせる日々。。。 そんな中、上司の神谷(片平なぎさ)から、 難民出身のピアニスト結城マリア(サヘル・ローズ)のチャリティ・コンサート の仕事を任せられる里佳。 実は、エドに関する仕事があったのだが、、、その配慮をしたのだった。 マリアの元に、向かった里佳であったが、 いろいろと注文をつけるマリアに、疑問を抱く。 すると逆にマリアから、 “あなた、お金集めのことしか、考えていないでしょう。 あなたは、なにも分かってない 一番大切なのは、お金なんかじゃない。 私、弾きません。 演奏へのこだわり、難民という立場の意味、 どちらも理解していない人には無理 里佳が担当になるのをマリアに拒否されるのだった。 そのうえ、偶然訪ねてきた、不法滞在者の男に冷たいマリア。 “弱いからって、人が手をさしのべてくれるのを待っているだけで、 未来が開ける? マリアと里佳の主張は大きく対立してしまう。 自分では理解しているつもりの里佳であったが、 里佳とマリアのやりとりを聞いた神谷は、 “フィールドに行きなさい”と勧めるのだった。 そして、、、、里佳は謹慎を命じられる。 そのことで、コンサートの主催の新聞社の窓口である寺島(吉沢悠)に謝罪へ。 すると寺島から、一枚の写真を里佳は見せられるのだった。 大物政治家達から、貢いでもらっている証拠写真の可能性があり、 それが真実ならば、コンサートどころではないという。 一方、久々に友人の尚美(平岩紙)恵利子(篠原ともえ)と会った里佳は、 恵利子から、 “仕事の失敗をエドのせいにして辞めるのは逃げ”だと告げられる。 戸惑ってしまう里佳。。“逃げること自体は肯定する”でも、、、 本当に、今のままで良いのか???と。。 そんなとき、寺島からある飲食店に誘われた里佳は、驚きを隠せなかった。 そこには大勢の難民達の姿。。。そして、マリアの姿も。。。。。。 敬称略 “どうしたら忘れられるんですかね。。。 このままじゃ全然前に進めない “忘れられないさ いや忘れなくていい。 マリアさんも、親兄弟を亡くした悲しみを抱えて。。。 それを抱えたままで、前に進むことくらいできるよ。 ようやく、エドのことでの気持ちの切り替えができた里佳。 マリアの難民への思い。。。 そして、里佳が考える、、、サポートの仕方。 両者が歩み寄れる落としどころを、里佳は見つけた。。 そこにある、希望。。。そして、“ちょっとしたこと” である。 ま、、ほんと、ようやく“ドラマ”のようになってきた感じですね。 正直、描き切れていない人間関係から、 エドの死を入れられても、困っていたところ。 でも マリアのことを重ねて、 やっと、頭で理解するだけでなく、エドの言っていたことに気付いた里佳 そんなお話になっている感じである。 っていうか、、、 ドラマの中では、3年経過してるんですよね(笑) でも お話が、次回の最終回へのネタフリも兼ねている感じで、 里佳の仕事、里佳の気持ち、エドのこと、そして 本来表現しなければいけない“UNHCR”のこと。 このドラマが、描こうとしていたお話が、やっと表現された。。。 微妙な人間関係もキッチリ描いているしね! なかなか、良い感じの“ドラマ”だったと思います。 そんなところですね。今回は。 今回を見てしまうと、 逆に、前回、前々回で、エドの死を引っ張っていたのが、 もったいなく感じるところだ。。。。 “家族の死”と“仕事” 両立させようとするから、 ドラマとして、何がしたいのかが分からなくなってしまっていたのだ。 おかしな言い方かもしれませんが、 “家族の死”など、基本的に、、、いや、普遍的に悲しいもの。 なら、 そこをテキトーに描いていても、問題なかったはずなのだ。 だからこそ、 今回のような“仕事のミス”を早期に投入していれば、、、 もっと、オモシロ味が生まれたでしょうに。。。。 まるで、総括的な感じですが。 ホント、もったいなかったんですよね。 ま、いいや、 盛り上がってきましたから! これまでの感想 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月27日 18時57分39秒
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