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カテゴリ:ドラマ系の感想
『もう泣かせない』
内容 邦之“もう、オレは、春乃の兄貴でなんかいたくないよ 春乃(上戸彩)に告白し、橋の上で春乃に抱きついた邦之(中居正広) 現場を成道(山田親太朗)に目撃され、茂(佐藤隆太)へ伝わり、 茂から邦康(上田竜也)、邦康から父・邦夫(小日向文世)へ 邦夫は、真琴(りょう)に伝え、真琴は優子(釈由美子)に。 そして、優子は、桜田(橋爪功)。。。桜田は、匠(谷原章介) 匠は、、伊藤(北村有起哉)へ。。。 伊藤が、、、邦之と話をする頃には、 “できちゃった結婚”になってしまっていた!!!! 邦之は、茂に “俺は、もう春乃のことを泣かせない”と決意を語るのだった。 が!!! 邦之が就活で忙しいこともあり、 春乃と邦之が、ほとんど会っていないことに茂はショックを受ける。 プロポーズもまだのようだった。。。 そんななか、伊藤から、 “さくら地蔵商店街”の地主・神宮寺(小林稔侍)のことを聞かされる。 先代の地主の時は、ある時払いであったが、 代替わりしてからも、払っていないことを盾に取られ、 借地料を請求してきたのだった。 払わなければ、立ち退きをするしかない状態。。。 邦之と伊藤が、神宮寺の説得に向かうが、話を聞いてくれない。 一方で、匠と桜田は、区長(風吹ジュン)に動いてくれるようにと、 強気に出るのだが。。。。。どうにもならないと、言われてしまう。 どうにも打つ手がない状態で、 “縁結びの町・さくら地蔵商店街”という、活性化計画がスタート!! 必死になってチラシを配り終えた、商店街の人たち。 着々と準備が進み、明日が商店街のリニューアルオープンの日! 邦之と春乃のことを心配した邦夫は、 “言葉はヤッパリ、 伝えられるときに、伝えとかなきゃ” 翌日。。。ついに、リニューアルオープン! 宣伝の効果もあり、大賑わい!! 多くの人が見守る中、、、邦之がスピーチをすることに。。。。 敬称略 え、、、っと、、、まぁ 商店街がリニューアルして大賑わい で、神宮寺も認めちゃった。 “ついで”に、邦之は、春乃にプロポーズ で、、、結婚が決まったので、区役所に再就職 以上である。 あ!!そうそう。。。桜田も結婚が決まったね。 そんなことくらいだ。 お話としては、キレイにまとまっています。 それ以下ではなく、それ以上でもない。 キレイにまとまっているだけである。 でもね、ヤッパリ思うわけです。 じゃ、、タイトルの“婚カツ!”ってなに?って。 だって、スピーチでは“婚カツをしていた”と言ってましたが、 邦之がしていたように見えないのは、なぜだろう??? それは、 “結婚をしたい、しなくてはならない” そういった邦之の“意思”が見えないためである!! “タイトル”というのは、 その番組への、、言ってみれば、心構えが隠れている。 例えば、“婚カツ”とくれば、、“婚カツ”がテーマなんだと。。 だから、そう思って見よう! と言う感じだ。 それは、“期待感”でもあるわけだ。 期待感が高ければ高いほど、それが裏切られたときのショックは大きい。 まさに、このドラマの状態である。 “アレ?婚活している?” その疑問が生まれた瞬間、それは、“裏切り”でしかないワケなのだ。 “思っていたのと、違う!” そんな気持ちになってしまうモノだ。 それで、“見たい”と思うわけがないのである。 テーマからブレていても、 よっぽど楽しいお話でもない限り!! これが、このドラマの第1のネック そして、第2のネックは、言わずとしれた配役である。 中居正広さん、上戸彩さん、佐藤隆太さん この3人がメインであったわけである。 別に、演技が悪いわけではない。 いや、、、それぞれに、落ち着いている演技で、魅せていたわけである。 でも、ここで邪魔をするのが、“先入観” 俳優さんの名前を聞いた瞬間、視聴者には“先入観”が生まれる。 “この俳優さんだから、楽しそう” “この俳優さんだから、重厚な感じ” “この俳優さんだから、良いドラマになるんじゃ” などなど。。。である。 このメインの3人、、、明らかに、 今回のようなドラマを“先入観”として、イメージされなかったはず。 3人共に“笑顔がステキな人たち”なのである。 が、、ドラマを見れば分かるように、 そういったシーンは、ほとんどない。 これもまた、前述の“裏切り”に繋がっていくのである。 もちろんここに、 “月9”という“ドラマ枠”への、“先入観”があったのは言うまでもない。 それが、3つ目のネックだ そう! これらの状態のドラマを見て、 一概に、楽しいなどと、言えるわけがないのである。 たしかに、“ベタな恋愛ドラマ”としてみれば。。。 ある程度のオモシロ味があり、ある程度の納得感は存在する。 個人的には“タイトル”さえ、気にしなければ、 テンションは低めだが“月9らしい”と思っている。 でも、様々な要因が重なり合って、 面白いドラマと見えなかったのも確かなことなのだ。 いったい、どこの恋愛ドラマが、商店街の活性化話をする??? 商店街の活性化の中、恋愛関係が生まれた。。。 であるならば、納得のいきようがありますが、 活性化話がメインになり、恋愛ドラマが薄くなった瞬間 ドラマは、自滅したと言って良いだろう。 もう一度書いておきますが、 恋愛ドラマとしてみれば、悪くなかったと思っている。 “方法論”に違和感があるだけだ。 もったいないよね。。。ほんと。。。。 これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月29日 22時20分10秒
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