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カテゴリ:ドラマ系の感想
『TV通販の光と影…涙の高枝バサミ』
内容 “花形商事”で、通販番組の商品企画部に所属する都倉渉(小泉孝太郎)は、 ある日のこと。。。突然、“テレビ通販部コールセンターお客様相談窓口”に、 異動を命じられるのだった。 企画した“高枝切り鋏”が、バカ売れしているのに!? すると、“南極でもアイスを売っちゃう”というカリスマナビゲーター 南極アイス(名取裕子)から、妙な言葉。 “地の果てのコールセンターに着いたら、 そこの青山響子に言っておいて。 ‘あなたはクレーム処理だけやっていればいいの’ ‘余計なことはしないで’” と。。。。 向かったのは、東京本社からは、まさに地の果て!! ケータイは繋がらないし、コンビニもない、、、、 センター長の酒巻謙一(松重豊)に案内されたのは、 大勢のコールセンターの人たちの横にある小部屋。 そこにクレーム処理の“お客様相談窓口”があった。。。 主婦クレーム担当の八田ゆみえ(中島ひろ子) ホメ上手甘え上手の上原千夏(山崎野々華) 人生相談の達人!川辺勇次郎(若林豪) リーダーの宇野勉(安田顕) そして、、、青山響子(ミムラ)がいた。 “こんな吹きだまりにいるような人間じゃない。”と、 恋人の奥村静香(樋場早紀)に、意気込む渉であったが、 その様子を見た“窓口”に人たちは、実戦で。。と。 1本の電話を受けさせられる渉。 が、、相手の男・柳幸一(小倉久寛)が、怒鳴りつけてくるのに対し、 渉は、怒鳴り帰してしまうのだった。 川辺に、 “みんな必死で、その仕事にしがみついてるんだ あんたの会社が、このコールセンターを作ってくれたおかげで みんな、ココで生きていける” と言われるが、ピンと来ない渉。 そんなとき、事件が発生する。 柳が、高枝切り鋏を持ち、徳栄銀行幹部・南(樋渡真司)の自宅で立てこもり!? 戸惑う渉であったが、 相談窓口の人たちは、冷静に、いろいろなことを推測していく。。。 なぜ????? そのころ本社でもメディア物販局長・中島栄作(柴俊夫)が、 南極アイスからクレームを受け大騒ぎ。 南極アイスは、窓口に電話をかけ、青山に、、、 “どうせまた、つまらない推理してるんでしょ”と。 そのうえ、 “若いクセに、ガードを固めて、面と向かって人とぶつかろうとしない” と、、、渉を飛ばしたことを告白。 すると、再び、柳から電話がかかってきて、青山響子が対応をはじめる。。。 敬称略 公式HP http://callcenter.asahi.co.jp/ ヒトコトで言うなら、、、 まさに、中園ミホさんの作品であると言う事でしょうね。 だから、 あんなモノや、こんなモノの“ニオイ”がしますよね。 ということで、 今回の“題材”は、番組の序盤でもあったように、“通販番組” その通販番組の裏方的な仕事、、、クレーム処理係の人たちの物語である。 お話の方は、 なぜか、クレーム処理係に異動を命じられた男・渉。 不満タラタラ状態であったが、 “相談窓口”の人たちの対応。。。 妙な女・・青山響子との出会いで、 なにかを感じていく。。。 と言う感じだ。 今回だけで言えば、 クレームをかけてきた男の気持ちを、 なんとなく理解した渉。 ということだ。 まぁ、“ミラクル”的な展開ではありませんが、 いろいろな人からの電話を、真摯に聞いていくと言う事 それだけは、表現されている。 ただ、、、、犯罪ですからね。 たしかに、不幸な偶然が、合わさって。ということなのですが。 そのあたりの、スッキリ感のなさは、切なさとなり、 1つの盛り上がりには、なっているような感じである。 逆に、その雰囲気が、モヤモヤした印象を残しているのも事実だろう。 渉“この人達は、いったい何をやってるんだ” そんな感じでしたしね! 今回は、キャラ紹介が、ほとんどですので、 こんなところだろうなあ。。。。という感じですね。 正直なところ。 主人公二人。。渉と青山響子の印象よりも 南極アイスの強烈なキャラの印象が、かなり強い。 この南極と、青山との関係が表現されてこその これからのオモシロ味になっていくのでしょうけどね。 ま、これは、また次回以降なのだろう。青山響子の過去もね! とりあえず、この“枠”が、どれだけ“世界観”を表現できるか? シリアスになりすぎないか?? そんな不安は少しだけあります。 個人的には、 もっと、くだけている方が、楽しい感じになりそうだと思うんだけどね。 次回からの楽しみに取っておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月03日 22時09分25秒
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