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カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺人ダイヤモンド』
内容 輸入雑貨店“コートジボワール”で、 高名な政治学者・城南大学名誉教授宇都宮忠之(成瀬正孝)の死体が発見された。 なぜ、深夜に侵入したのかと疑問を感じる村瀬(津田寛治) そこへ、経営者の安本修二(笠兼三)が、やって来るが、面識はないという。 すると、安本は妙なことを言い出す。 誰かと盗みに入り、仲間割れでもしたのでは??と 安本の様子に妙なモノを感じた青柳(吹越満)は、 矢沢(田口浩正)に監視を命じる。 城南大に向かった加納(渡瀬恒彦)と浅輪(井ノ原快彦) 助手の石野真一(黄川田将也)に話を聞くが、昨夜は普通に帰宅し、 よくわからないという。 が、、研究室から、現場周辺のキャバクラの名刺が大量に見つかるのだった。 そんななか、監察医・早瀬川(原沙知絵)から、 解剖で胃のなかからコンタクトレンズが見つかったと妙な報告を受ける 死ぬ直前に入ったよう。。。。 一方、村瀬と小宮山(羽田美智子)は、宇都宮宅で妙な小石を見つけていた。 なんと、ダイヤモンドの原石だった! アフリカの小国・スワジル共和国の内戦に絡むブラッドダイヤモンドではと、 村瀬は離婚の慰謝料でもめていたという宇都宮の密輸を疑いはじめる。。。。 そして加納と浅輪の調べで、宇都宮の通っていたキャバクラに、 安本が常連だった店があることも分かってくる。 そのうえ 青柳の調べで、安本が、黒羽組の元構成員で、覚醒剤を扱っていた過去が判明。 すべての点が繋がり 安本と宇都宮が、ダイヤ密輸をし、売りさばいていたのでは??? 1つの仮説が浮かび上がり、 別件で安本を逮捕後、任意で聴取はじめるのだが、知らぬ存ぜぬ。。 そんな中、加納は、聞き込みの中、どうしても気になった女性。 安本のお気に入りだったというキャバ嬢・椎名麻里(平田薫)に目をつける。 調べていくと、アパート周辺で宇都宮の姿が目撃。 そして、麻里が、城南大学の本屋でアルバイトをしていたことも判明する。 キャバクラでの様子のおかしさと、本屋ではメガネをかけている状態から 加納は、、麻里から事情を聞くと。。。。。 金が欲しくて安本が自慢げに話していたダイヤを盗もうとしたが、 そこに止めに入ってきた宇都宮ともみ合っているウチに刺したと自白する。 だが、麻里は言う。。。ダイヤは盗んでいないと。。。。 敬称略 事件自体は、 いろいろな伏線が張られ、ミスリードもたくさんあり、、 そこに、 9係の面々のキャラを描いているため、 オモシロ味があったお話なのは、お話なのですが。 どうしても気になってしまったのは、 加納倫太郎が、ウソをついてまで自白をうながしたこと。 確かに、こういった刑事モノでは ウソをついて、犯人を追い込むのは、定番中の定番。 が、 ここで問題なのは、“加納倫太郎”であるということなのである。 まぁねぇ。。。今シリーズから、“新”がついた“9係”ですので、 少しくらいのキャラの変更は、構わないと思うのですが、 加納。。。今までは、部下達を動かすことが多かったキャラ。 問題児達を上手く扱う。。。と言う事だったはず。 それを完全にぶっこわすほど、 今回は、自白に追い込んでしまう部分だけじゃなく、 至る所に、加納倫太郎が出現する。 もうすでに、“チーム”を描いているはずの“9係”ではありません。 それこそ、渡瀬恒彦さんの“他の刑事モノドラマ”を見ているような感じである。 加納倫太郎が、ココまで前面に出なければ、 もっとすんなりと、ドラマを楽しむことが出来たのに。。。。。 たとえば、係長の加納だけが、あちこち、走り回っていますよね(苦笑) そういう“部下”じゃないと思うんですけどね!! ここも、キャラ以上の違和感を感じる部分である。 ドラマ、、悪くないのになぁ。。。 最後のまとめは、強引すぎるけどね! 加納親子まで、重ねているし。。。。 死者のメッセージにしても、、、ラストは、クドイし。。。 なんか、今期は、加納倫太郎が主人公になりすぎている気がします。 これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月05日 21時55分52秒
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