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カテゴリ:ドラマ系の感想
『愛してるから嘘をつく』
内容 夏休みとなり、病状の軽い子は、一時帰宅 でも千佳ちゃん(八木優希)も含めて、帰ることの出来ない子たちもいた。 そんななか、八重樫(神木隆之介)と和田(須賀健太)がケンカ。 八重樫が、和田のCDを勝手に持っていったことのに、 知らないとウソをついたという。それが許せないという和田。 参太朗(大泉洋)は、2人を仲直りさせようとするが、どうにもならない。 ほうっておけばいいと言う西森(平岩紙) 男はプライドがあるから、簡単にはいかないと言う権田(光石研) すると、桜山院長(上川隆也)が、院内学級の“課外授業”と口をすべらせ、 絹(小林聡美)の話も聞かず、参太朗は、課外授業をやると意気込む!! 生徒たちから意見を聞きながら、あれこれ考える参太朗。 そこに、和田の父・邦春(山崎一)がやってくる。 息子の見舞いだと思っていたが、違った。。。。。 邦春が、七瀬(香椎由宇)から聞いた病状を参太朗に話をする。 病状があまり良くないというのだった。息子・雅樹には、話していないという。 “生活を楽しいモノにしてやってくれ”という父。 七瀬からも軽率な行動を慎むようにと言われる参太郎。 その一方で、 絹が、、、本当に、ウソをついたままで良いのかと参太朗に語りかける。 “私たちが思っているより、ずっと大人なんです”と。 そんなとき、和田が一枚の絵を描いているのを見る参太朗。 ひまわりの黄色い海。。。それは、病を発症する前、友だちとの遊んだ秘密基地。 “オレ、ここに行きたい”。。。。。。。 七瀬からドクターストップがかかっていたとしても、 ワダッチのため。。。。。参太朗は、課外授業の行き先を決定するのだった! “あいつは本当に嬉しそうな顔したんですよ。 それを僕らが無視して、良いんですか?” みんなで協力して、万全の準備を整えた課外授業。 その当日。ナースコールが鳴り響く!!!和田だった!! 課外授業は、中止に。。。という絹、七瀬たちであったが、 和田“みんなに見てきて欲しいんだ” 生徒たちは向かったのだが、そこにあったのは。。。。。 敬称略 物語の方は、 今までにはないシリアスさを押し出したお話である。 病状が悪くなっていく和田 自分でも、感じ始めていた。 そんなとき、、、もしかしたら。。。 その思いから“行きたい”と願ったのは 入院前、友人達と遊んでいた秘密基地。。。。 行きたい! が、、、和田の病状が急変し。。。 そんな感じである。 今まで以上に物語に“死”を感じさせることで、 微妙な緊張感と、友人である八重樫さえも戸惑うという、 この物語が、最も向き合わなければならない“命の現場”を 丁寧に描いたお話だったと思います。 確かに、“枠”を考えれば、このアタリが、ギリギリですけどね。 そんな“死”のお話の中に、 “ウソ”というテーマも、紛れ込ませるという念の入れよう。 これもまた、 大人のウソ、、そして、それに対する疑問など “死”があるからこそ、どうすればいいのか? 絹が自己表現するなど、子供達に教えると言うかたちになっているので、 面白かった部分でしょうね。 “黄色い海” その現実を知ったとき、、ヤエッチは、ウソをついた。 がその後、、、ウソを言わず。。どん底へ。。。と思わせておきながら、 絹『あなた自身が生きて、自分で行って、確かめてきなさい また見つければいいじゃない。 まだまだ生きていくんだから そして、 タイムカプセルを見つけた 参太朗『どうする、もう全部開けるか それとも、とってとくか? キャラをキッチリ遣い、“死”というシチュエーションも丁寧に描かれたお話。 まぁ、最終的には、ファンタジー色が強くなりすぎているので、 それをどう捉えて良いか分かりませんが、、、 パンドラの箱を開け、希望が。。。。ッてことにでもしておきますか(笑) 結局、『枠』があると思うんですよね。 そう考えれば、向き合っていることは向き合っているので、 こう言うのも、良いのかも知れません。 実際。。見えすぎているところもあるんだけどね。。。。ま、いいや 最後にヒトコト。 今回の物語、悪くないんだけど、 どうしても気になったのは、絹の態度。 今までになく、中途半端だよね。。序盤から。。。 こうなってくると、参太朗との違いが見えなくなってきている感じ。。。 いまさら、過去がどうとか言うネタを入れるのは難しいだろうから、 ここで、あれこれと出来ないんだろうけどね!! “ブレ”のようなモノを、感じますよね。。。 結局、同じところにたどり着くとしても、 もうちょっとアプローチの仕方があるだろうに、、、 今回だと、参太朗と絹、、、2人で分けているだけだよね。 これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月05日 23時22分06秒
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