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カテゴリ:ドラマ系の感想
『認知症患者の恋』
内容 羽鳥晶(夏川結衣)に入れ墨を見られたはずの彦一(草なぎ剛)。 が、覚えていないという言葉や、息子・涼太(加藤清史郎)が心配しているのが 気になり始めていた。。。まさか、、病気なのか? それとなく晴菜(仲里依紗)から聞くと、若年性認知症というものがあると知る。 そのころ“タイヨウ”では、 入所者の風間寛(ミッキー・カーチス)の行動が問題視されていた。 りこ(黒木メイサ)だけでなく、晴菜にまで、セクハラまがいの行動。 どれだけ叱ってもやめようとしない。 そんなとき、認知症の新しい入所者・徳田多恵子(木村夏江)が、 嫁・百合(横山めぐみ)に連れられ“タイヨウ”にやってくる。 その女性の姿を見て“多恵ちゃん”という風間。 翌日から、風間の態度は静かになる。 風間は二本橋(宇梶剛士)を呼び、すべてを明かす。 多恵子が、初恋の相手であり、告白できなかったのだという。 そのまま多恵子は結婚と言う噂を聞き、それから風間は独り身。。。。 デートをして告白をしたいのだというのだった。 それからというもの、デートに誘うため風間はリハビリに励みはじめる。 数日後、二本橋は、別れた妻と暮らす一人娘・瑞穂(指出瑞貴)と会っていた。 が、瑞穂は、二本橋の服装などを見て、 “そんな仕事をしている人に家族を幸せにすることなんか出来ない” と、母に言われたのに、何も変わっていないし、変わろうとしていないと酷評。 そのまま席を立って、出て行ってしまうのだった。 戸惑う、二本橋。。。 そのことを風間に相談すると。 “あんたがどういう人生を選ぶかってことだ”と言われ。。。。。 悩んだあと、、、ついに彦一達に伝える。 “研修を抜ける”と。 そんななか、彦一がたばこを吸って休んでいるところに、晶が現れる。 “話がある”というのだが、、、、 涼太と親しくしている彦一に、病のことは言わないで欲しいという。 入れ墨のことは問わないことと交換条件だった。 そんなとき、事件が発生する。 多恵子の部屋に風間がいたコトで、百合は怒り出て行ってしまう。 “年寄りは人を好きになっちゃいけねえってのか “いけないわ。恥ずかしい。 そのことで、和泉(山本裕典)も “頑張ったところで過去を取り戻せるわけじゃないのに”と。 すると二本橋はキレ、和泉に殴りかかり・・・・ 失ったもん。取り戻すのがいけねえのか!!! 敬称略 ↑ 最近、このドラマ。切るところがないので困っています。 認知症とはいえ、 初恋の女と再会した色男・風間。 何とか、自分らしく。。。告白したい!というが。。。。 一方、 元妻が再婚すると娘から知らされる二本橋。 娘から、“仕事”を辞めるよう言われるのだが、 風間に相談し、、、自分の新しい道が見え始めるのだが。。 と、そんな、2本立て。 と言っても、キッチリと “惚れた女にケジメをつけたい”というテーマで結ばれているため、 なかなか、 良い感じの男の生きざまを表現したお話になっています。 まぁ、 ミッキー・カーチスさん、宇梶剛士さんが前に出ているため、 ほかのメンバーは彦一も含め、 その他大勢に近くなってしまってますけどね。 どう見ても彦一なんて、ネタフリ要員だし(苦笑) ただ、物語の方は、 自分の生きざまと、女の生き方を重ね、 “いずれきっと。。。”という思いを伝えたいという部分もあり、 本当に切ない物語になっていますよね。 完全に、ヘルパーのお話でなくても成立しますけどね! “人を好きになる気持ちを奪うことなんて、誰にも出来ないんです “許されねえコトばかりだな、年寄りってえのは とはいえ いずれ誰もに訪れる“老い” その部分だけでなく、 “今の生き方”が、本当に良いのか? と、かなり、いろいろなことを考えさせる物語でしたね。 物語としては面白かったし、 “もう少し待つか。 昔から女の支度の遅いのは、しょうがねえんだ でも、待ってやる。それがモテる男だ 女はしょうがねえなぁ ミッキー・カーチスさんも、カッコ良かったし! “おとうさんはウソをついてまで、おかあさんと。。。 と水を娘にかけられる宇梶さんも良かったし。。。 わざわざ、“任侠ヘルパー”でなくても良いネタであるが、 面白かったので、これで良いことにしましょう。 しかし、最近のネタ。 面白いことは面白いんだけど。 物語として、本当にこのドラマでなくてはならないのか? と言う疑問が、生まれています。 もうちょっと、“任侠”重さねなきゃダメなんじゃ? ワンパターン化は、もっと困るんだけどね。。。 これまでの感想 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月13日 23時43分52秒
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