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カテゴリ:ドラマ系の感想
『落雷花嫁』
内容 お天気キャスターの高村亜希子(森脇英理子)が、 婚約者で建築家の黒田隆一郎(湯江健幸)との結婚退職を発表した翌日。 自宅マンションの屋上で、遺体で発見された。 管理人の森川智行(近藤公園)の話で、昨夜は落雷によると思われる停電が発生。 その確認のために屋上にやってきた時に発見したという。 青柳(吹越満)は、落雷死を疑うが、村瀬(津田寛治)は、違うだろうと推測。 が、監察医の早瀬川(原沙知絵)の検視でも、足下から感電死と。 また、妊娠3ヶ月だったことが判明する。 一方、加納(渡瀬恒彦)浅輪(井ノ原快彦)が自宅を調べると、 なぜか、バスルーム前に、大量の塩が散乱!そのうえ、馬のしっぽの毛!? 青柳は、こいのぼりのポールが立てられていたことに注目し、 落雷の可能性を高めた上で、亜希子を呼び出したのではと仮説を立てるのだった。 そんななか、被害者・亜希子のケータイの着信履歴に 村瀬の恋人・安西つかさ(浅見れいな)を見つける村瀬、小宮山(羽田美智子) すぐに、つかさが働く結婚式場に向かったところ、短大時代の友だちだった。 つかさの話では、社会的な体面のため 婚約者の黒田から、子供を堕ろせと言われていたことをつかむ。 昔つきあっていた恋人とのあいだにできた子供がダメになったこともあり、 黒田の言葉は、亜希子を悩ませていたようだった。 その一方で、こいのぼりのポールは、亜希子自身が買っていたことも判明する。 まさか、亜希子が黒田を殺そうとしていた!? そこで黒田を任意同行し、青柳、矢沢(田口浩正)が聴取すると。 一切の犯行を認めない黒田。 話が、堕胎に及ぶと、自分の子供である可能性が低いからだと言う。 3ヶ月前、地方局に出張だと言っていたのに、海外に行っていたらしい。 あらためて、つかさから話を聞くと、 ウイーンで出会ったビオラ奏者・赤城孝司(一條俊)をわざわざ呼んでいる! そして、浅輪は気付く。ビオラの弦が、馬のしっぽ!! バスルーム前で、元恋人の赤城に殺されたのか!? そのころ、加納は、亜希子がストーカー被害に遭っていたこと。 そして、結婚式のスピーチの中にある“天気予報が必ず当たる”に注目。。。 ある人物に目をつけはじめるのだった。 一方、村瀬は、赤城と亜希子の関係をつかみ、赤城の妹・咲子に注目。 事件当日、赤城が亜希子の部屋に行った理由がわかり。。。。 敬称略 お天気キャスター高村亜希子が、自宅マンション屋上で落雷死!? 調べていくウチに、亜希子が殺人を計画していたことが分かってくるのだが、 そこには、どうしても守りたいモノが。。。過去があった!! って感じですね 被害者の亜希子の友人として、つかさちゃんを投入! そして、村瀬を絡めながら、 ビミョーに、村瀬とつかさちゃんの関係を進めたお話。 小ネタで、小宮山さんや、係長まで絡めて、 事件以外の部分。。。“9係の面々の私事”に関しては、 “らしさ”が発揮され、オモシロ味のあるネタになっています。 そして、、、事件があるからね。。 雰囲気としては、前シリーズまでに近い。 ただね、根本的な疑問として、 事件が、かなり複雑なんですよね。 本来ならば、 子供を守るために、殺人計画。。。 で、返り討ちにした! って言う、程度で良いのに、“落雷”という偽装工作に真実味をもたせるため、 被害者への執着心を紛れ込ませて、ストーカーによる殺人としてしまった。 そのうえ、状況を複雑にしているのが、 子供を守るための理由で登場する、昔の恋人。 たしかに、ミスリードとしては、良くできているし、 個人的には、これくらいのお話の方が満足感はあるんだけど。 ちょっと、複雑化させすぎてしまい、 子供を守りたい。。。という“原因”となった部分の説明時間が長すぎますよね。 9係の面々といろいろな意味でつなげるのは良いのですが、 説明により、事件が宙に浮いてしまったカタチになってしまったのは、 かなり痛いことだと思います。 大雑把に言えば、未遂も含めて。。。4つくらい物語があったもんなぁ。。 もちろん、全般的に楽しめていたのは事実なんですけどね。。。 どうも。。ねぇ。。。 これまでの感想 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月02日 22時08分48秒
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