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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:ドラマ系の感想
『家康への挑戦状』
内容 慶長5年。家康(松方弘樹)にけしかけられたことで、 景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)ら上杉軍は会津に戻った。 会津の整備に入った兼続達。 そんななか、謙信の23回忌の法要が開かれ、仙桃院(高島礼子)から、 新しい春日山城主・堀秀治(かなやす慶行)が、上杉の謀反を疑っていると聞く。 堀はその事を家康に訴え出たため、上杉家に家康から詰問の書状が届く。 “上洛せよ” だが、景勝の決意は固く。。。その意を汲んだ兼続は、 家康だけでなく大老、奉行らに宛、 一片の曇りもない旨を書状にしたためるのだった。。。。直江状であった。 家康は書状を読み、、、無礼千万と。。。 上杉討伐のため大坂城に集められた諸将。。。。総勢10万軍が会津へ そのころ、兼続は、敵の襲来に備え、会津南部・革籠原に防塁を築き、 対策を練りはじめていた。これこそ“正義の砦”であると。 同じ頃、三成(小栗旬)は、盟友の大谷吉継(津田寛治)と接触。 毛利輝元(中尾彬)が総大将を引き受けたことを告げ、家康討伐の挙兵を求め、 ついに、総大将の輝元、三成らは、秀頼(小林海人)を奉り大坂で挙兵する! 知らせを聞いた家康は、大坂にとって返す機会をうかがいはじめる。 同じ情報を得た福島正則(石原良純)は、秀頼君のためにならないと動揺。。 が、、、その福島に対し、“三成の策謀”と家康が説得し、 ついに、会津へ向けていた軍を大坂へとって返すのだった。 家康の動きを知り、挟撃すべきと兼続は進言するが、 景勝は、背後から討つことは義に背くこと。。 義に背いてまで敵を討てば、天は我らを見放すと。。。猛反対 “ワシを討ってからにせよ” 敬称略 今回は、 直江状とそれに始まる上杉の戦い。。。 そして、、、家康を巡ってへの対応。。 最後は、兼続の夢破れる。 である。 細かいことを気にしなければ、 兼続が必死に『夢』を語り、『策』を練る姿が、 結果がどうでアレ、オモシロ味のあるドラマだったと思います まさか、、、防塁で阻まれる家康を映像化するなんて!! 本当に良い魅せ場だったと思います。 それは、、兼続の動きを信じる三成も同じ。 前回の密約。。。というか、、妄想が、上手く生きている場面ですよね。 何度も書くようだが、『結果』は、分かっていることなのだ。 だからこそ、“敗者”のサイドの物語をドラマティックに描くには それなりの“演出”は必要であり、 泥臭い戦いを描かず、視聴者を楽しませようとすれば、 こういう方法論しかないのも確かなのである。 “主人公の夢” そう思えば、、、“この大河”的には、、どうってコト無い部分だ。 まぁ、ねぇ。。。直江状を読ませる相手が多すぎるのは、 いくら何でも、ヤリスギですけどね!! せめて、誰かの元に送られたのを、読んで聞かせるなど 他の方法があったはず! “あんなに長い文章を、一字も間違えずにコピーが出来た”なんて、、、 いくらなんでもねぇ。。。。ってことですね。 もう、いいけどね。。。そういうドラマだし。 とりあえず、良い感じで“この大河”としては盛り上がってきているので こう言うのも、、、ま、、、良いでしょう。 少し気になったのは、 最後の、景勝と兼続のやりとり。 家康の凄さを知り、 景勝が、後追いせずに、家康に恩を売れば。。。。と考えた。。 って言う風に見えてしまったんですけどね。。。 なんか、表現するかどうか分かりませんが、 毛利の3本の矢の動きに似ていますよね。。。ってことね。 きっと、そこまでのことを考えてはいないんだろうけど。 “保険をかけた”ように見えたのも事実でしょうね。 これまでの感想 第36回 第35回 第34回 第33回 第32回 第31回 第30回 第29回 第28回 第27回 第26回 第25回 第24回 第23回 第22回 第21回+ 第21回 第20回 第19回 第18回 第17回 第16回 第15回 第14回 第13回 第12回 第11回 第10回+ 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月13日 20時53分55秒
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