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カテゴリ:ドラマ系の感想
『さよならが言えなくて~子供たちに迫るドラッグの誘惑、夜回り先生の苦悩~
さよならが言えなくて~なぜ、覚せい剤にハマるのか? 薬物依存症の少女とその母親、そして夜回り先生との愛と苦悩の物語! 薬物汚染の恐るべき実態を描く衝撃の問題作!! 内容 ある街にひとりの夜間学校の教師・水谷修(寺脇康文)がいた。 毎日のように夜の繁華街を歩き回り子供達に声かけする“夜回り先生”であった。 そんな水谷の元に、園田奈央(谷村美月)という少女からの手紙が送られくる。 “薬物依存”から抜け出したいという切なる思いが書かれてあった。 奈央の状態を見て取った水谷は、手紙を送り、対処の方法を語り続ける。 “今日からキミはぼくの生徒です” その言葉をよりどころにして、奈央は、クスリを遠ざけはじめるのだった。 そんなある日のこと。水谷の前に、奈央の母・良美(片平なぎさ)が現れる。 娘に手紙を送り続ける妙な男を遠ざけようとしてやって来たのだった。 誤解と知り安心する良美であったが、 詳細を話さない水谷が、ボランティアをしているという言葉を使ったことで、 良美は、キレイ事を言う人は信用できないと言い放つのだった。 そのころ薬物を遠ざけはじめ、新しいアルバイトもはじめ一歩進み始めた奈央。 だが、、、クスリへの依存症からアルバイトを休みはじめ。。。 ついに、永島光二(石田卓也)に接触。。再びクスリに手を出し、 母・良美とケンカばかりするようになっていく。 事情を知った水谷の知人で更生施設の門倉将一(益岡徹)は、 奈央に施設に入るよう勧めるべきと水谷に訴える。 “今のお前は“イネイブラー”になっている。 心配して欲しくて、クスリをやっているのだ お前がそばにいる限り、辞めない” と門倉は断言する。 やがて奇行を繰り返すようになった奈央。。。ようやく、母・良美は事実を知る。 良美が水谷に連絡を取ったことで、病院に行かせるべきと考え、 その事を奈央、良美に告げるのだが、、、、母・良美に納得してもらえない。 そこで水谷は 厚労省麻薬取締部の秋野忠則(大河内浩)に、保護を求めるのだった。 同じ頃、水谷は、ある兄弟の更生にも力を尽くしていた。 暴力団から足を洗おうとしている兄・近藤彰道(細山田隆人) 兄の影響で薬物に手を出し始めた弟・陽太(泉澤祐希) 敬称略 公式HP http://asahi.co.jp/sayonara/ 依存症は愛情では治らない 愛情で包み込むより、突き放すのは難しい。 薬物依存から抜け出したいのに、抜け出せない少女。 その少女を救うために、、、夜回り先生は。。。。 って言う物語 ま、、いま、話題(?)のクスリをテーマにしたドラマ。 正直。。。個人的には、 放送すべき部分と、すべきでない部分があると思っています。 それが、どうも、見ていても腑に落ちなかったところ。 放送すべきは、そこにある苦しみや失敗などであり、 ハッキリ言って、“ドラマ”ではなく、ドキュメンタリーで流すべきこと。 そうでなければ、なんの啓発にもなりません。 もちろん、すべきでない部分もたくさんある。 放送時間帯からすれば、表現として良いのかどうか?と言うのがあるからだ。 このテーマを選んでいる時点で、 ドキュメンタリーで描けない部分もあるのは確かなので、 その部分は、どうしてもドラマ化すべきだったでしょうね。 ただ、大いに疑問があるのは、 このような物語を、ドラマとしたことである。 先ほども書いたが、 ドラマというのは、俳優さん達がいるために、 どれだけのリアリティがあったとしても、“フィクション”が見えるモノです。 それでは、真実は伝わらないんじゃないのだろうか?? だからこそ、ドキュメンタリーとすべきだと考えています。 このドラマの製作意図がどこにあるかは分かりません。 でも、本気で考えるならば、現実であるドキュメンタリーが一番。 それじゃ、見てくれないんじゃ?ではない。 見ても意味ないモノを流した方が、ダメであると断言できます。 この時期だからこそ、 再編集をしてでも、ドキュメンタリーをワザと増やすべきだったんじゃ? たとえ、、なんとなく、ハッピーエンドだとしても、 これが“終わり”ではなく“始まり”のハズですし。 今だからこそ、報道、TVがすべきこと。。あるとおもいますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月18日 22時01分08秒
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