レベル999のマニアな講義

『有罪率９９％痴漢冤罪事件と闘う家族達・夫がわいせつ罪で逮捕！？
　その時妻や子は…会社は？…そんなアナタを信じてくれますか？』

内容
年間２００件の痴漢裁判で無罪になるのは、たった２％
佐藤敏昭（水谷豊）は、法廷に立っていた。。。。。

それは、数ヶ月前のこと。
妻・美羽（宮崎美子）に見送られ、電車を使って出勤。
が、その日だけ、、、１本乗り過ごしてしまった。
満員電車に揺られながら、いつものように電車を降りたところ、
突然女子高生・持田舞（佐津川愛美）に呼び止められた。
“痴漢、、しましたよね？”
ワケのわからぬまま、駅員室から、警察署に連れて行かれた敏昭。
そして、持ち物を調べられた後、手錠をはめられるのだった。。。。。。。。

そのころ、勤務する会社に連絡が入る。警察からだった。
佐藤部長が逮捕された？？
戸惑う阿藤本部長（浅野和之）と部下の三浦係長（山本未來）

やがて、家にも警察から連絡が入り、
妻・美羽から連絡を受けた友人の山崎弁護士（モト冬樹）が警察署にやってくる。
“否認するな”という山崎。
長引かせても、勝ち目はないし、家などを売り払い、一家離散もあり得るという。
一方、美羽は、
息子・貴浩（手越祐也）娘・由香（谷村美月）には、出張と説明していた。

留置所で“２５６番”となった敏昭。
留置所から、検察庁に移送され取り調べが始まるが、
“罪”は確定しているような物言いで、まったく話を聞いてくれない。
否認を続ける敏昭。それを聞いた、同じ部屋の詐欺師（カンニング竹山）からは、
“否認”では、しばらく出ることが出来ないと告げられる。
数日後、面会に来た妻・美羽に、敏昭は“やってない”と言うしかない

その後、阿藤、三浦らも面会にやって来るが、
裁判になれば退職になる可能性があるため、認めた方が良いという阿藤。
ふとつぶやく敏昭。
“誰も聞かないんだな。本当にやったかどうか”

そして、警察による家宅捜索。
あきらかに、“証拠探し”であった。
そこへ、偶然帰ってくる貴浩は、ようやく母から事情を聞かされるのだった。
夫の気持ちをくみ取り、一緒に戦ってくれる弁護士探しをはじめる美羽。
だがその美羽の言葉に戸惑う敏昭。。。。信じてくれていないのでは？？
そんななか、同じ部屋の直木雅治（荒川良々）が、出ていく前日に告白する。
やっていないが認めて出て行くと。。。。。

否認を続ける敏昭は、検察官から起訴を告げられるのだった。
そして、山崎弁護士には、他の弁護士を探すことを告げ、
翌日。美羽が、
無罪を勝ち取ったことのある弁護士の鬼塚敬二（平田満）を連れてくる。

鬼塚“一度しか聞きません。あなたやったのですか？”
敏昭“やってません”

逮捕から３ヶ月。初公判の日。
裁判官は大宮（佐戸井けん太）。。。。１５分だった。
それから、裁判は度々開かれるが、途中、、、阿藤から“これ以上かばえない”
辞表を提出した敏昭。
その後、検察官の小川（黒川芽以）日比野（伊藤正之）らによる、追求は。。
敏昭の仕事へと及んでいく。。。

そして、年を越し、逮捕から６ヶ月後。ようやく保釈が認められた。
なんとか見つけた仕事。。。その仕事のあいだにも裁判は続けられ。。
逮捕から８ヶ月後。。判決。
“懲役１年３ヶ月執行猶予３年”

鬼塚弁護士から、詳細を聞く敏昭達。
“やっていない証拠がない限り難しい”と。。。。
控訴の選択が迫られる。。。。。。。。。



敬称略


↑もう、てんこ盛りである。


公式ＨＰ
http://wwwz.fujitv.co.jp/dareuso/index.html


これからの自分をどうしたいのか、それだけ考えて。
あなたは、汚名を着せられたまま生きていけるのか？
ココで裁判をやめてしまったら、もう２度とチャンスは来ないけど。
それでも、いいのか？あなたの人生だもの。


痴漢。。。。冤罪事件。


ま、、
同じような題材の物語は、多数ありますので、
特にあれこれと言うのはない。


ただ、
否認という選択をすることにより、
その後、、どうなっていくのか？？の１つの“カタチ”は表現した感じだ。

最終的には、“奇跡的展開”にはなりますが、
こう言うのも、良いでしょう。。。。ドラマだし！


当然、“刑事”じゃありませんので、
ほとんどの部分で主人公は、受動的なのですが、
家族に起きた様々なこと、家族とのあいだに起きた様々なこと
それらを表現するには、丁度良い感じだったと思います。

裁判をポイントだけ押さえていたのも、
人間関係を描いたドラマとして良くできている部分。
留置所の“友人”たちにしてもね！

結局、家族の再構築。。。というのもテーマになっているからだろうけどね。

細かくネタフリもされているし、
ドラマとして、面白く見ることが出来たと思います。