レベル999のマニアな講義

『赤い恐怖！心の叫び』

内容
老公（里見浩太朗）格さん（原田龍二）八兵衛（林家三平）が、
久保田城下に入っていたそのころ。。
為替待ちで遅れたため後追おう助さん（原田龍二）お娟（由美かおる）は、
弥七（内藤剛志）が少女（吉田里琴）をおぶっているのを見かける。
少女・おさとの祖父、作造（出水憲）が
盗賊に襲われ虫の息のところに通りかかり、城下の医者へ運ぶ途中だという。
助さん、お娟は、恐怖のあまり口がきけなくなったおさとを連れ、
老公に合流、、、、弥七は、事件の真相を調べに向かうのだった。

そんなおさとを旅籠で面倒を見ていたところ、いつの間にか行方不明。
探し始める老公達。
そのころ見せ物小屋の親方・芳造（うえだ峻）が病で動けないため、
“河童”の姿をして人を脅かせている少年達、
房吉（中上海輔）庄太（辻俊成）喜助（横田太一）おきよ（向井萌恵）たちと、
おさとは出会っていた。
彼らの遊んでいるウチに、おさとは、何かを見て動けなくなってしまう。
そこに駆けつける廻船問屋、松尾屋主人・りつ（大鳥れい）
遅れてきた老公をしかりつけたが、誤解と知り、しばらく預からせて欲しいと。。
数年前、流行病で子供を亡くしたりつにとって、
おさとは、我が子そのもの。。やがて、りつの優しさに、笑顔を取り戻すおさと

そんななか、弥七、お娟の調べで、事件の真相が発覚する。
勘定奉行・大澤織部（石田太郎）とりつの義弟・物産問屋濱田屋利平（螢雪次朗）
２人が結託し、藩の銅を奪っていることが判明。。。
作造は、その強奪現場に巻き込まれたようだった。
財政危機の久保田藩にとって、阿仁銅山の銅は藩の財政を支える重要な特産物。
大澤は、城代家老・隠岐采女正（田口計）の失脚を狙っていたのだった。
一方、銅を売りさばくため、“廻船問屋”が必要な利平は
義姉・りつから、藩御用達の鑑札を奪うため、おさとを誘拐し。。。。。。

そのころ家老の隠岐は、銅山奉行・堀伝兵衛（水上保広）に命じ、
盗まれた銅を探していたが、ついに、、あきらめ、、、、そこへ、お娟が現れる。

敬称略


今回は久保田

弥七が助けた少女が巻き込まれた事件。

調べていくウチに巨悪の存在が明らかに！！
そんななか、少女が誘拐され。。。。


って感じだ。



単純化すれば、
かなりベタなお話ではある。

ただ、今回、頭が痛いのは、
登場人物が多すぎることでしょうね。

考えてみれば、
今回のお話って、いくつものお話を無理矢理つなげたという印象が強い。

たしかに、
それぞれのお話は、事件から、その後の展開までシッカリ描いているのだが、
そこに、、、、河童を混ぜちゃいましたからね。。。。

老公。。。本当の悪だけでなく、彼らも裁いてしまうという状態だ。

そう！
この『第４０部』になってから、このパターンが多いよね。

メインの悪だけでなく、小さな悪を混ぜ込んで
２つの物語を並列させていくパターンである。

面白いんだけどね。
ここまで詰めこんでしまうと、

ターゲットであろうメインの視聴者。。。特に高齢の方は、
頭の中で整理できていないのでは・？？？


わずかに引き延ばせば、
２ｈｓｐでも放送できるほどのネタだよね。。。

気合いを入れるのはいいのだが、
理解度を考えれば、

もう少し単純な方が良いと思いますけどね！！


個人的には、
腹一杯ではあるが、かなり作り込んでいるなぁ。。と言う感じですけどね。


これまでの感想

第９話　第８話　第７話　
第６話　第５話　第４話　第３話　第２話　第１話２ｈｓｐ