|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『落とし穴~後編~』
内容 鳥居(片岡鶴太郎)が父の仇だという、弥次郎(中村勘太郎)と信三郎(斎藤工) 父が不正を見つけなければ、信三郎の父にも迷惑がかからなかったと。 信三郎のこともすべて背負い、“罪滅ぼし”という弥次郎。 が、信三郎は、“出来すぎている”と、弥次郎を留めようとするが、 まったく話を聞かず、どこかへ走り去っていくのだった。 逸馬(福士誠治)も、2人を止めようとするが、 信三郎からも“関係ない”と言われてしまう。 そんななか、遠山(柴田恭兵)に呼ばれた逸馬。 明日、鳥居が“佐和膳”で宴を開く事が告げられる。遠山も呼ばれているという。 あきらかに、弥次郎、信三郎をネタに、遠山らを潰そうとしている罠だった。 どうにもならない。。。。逸馬は、仙人(石橋蓮司)に相談する。 翌朝、逸馬、信三郎、弥次郎のもとに、、、仙人からの遺書が届く!! 3人の不肖の弟子のことをわびるために、切腹をすると書かれていた!! あわてた3人は、大急ぎで、仙人が切腹するという場所に向かうと。 いままさに、仙人の切腹が行われようとしていた!! 走り出す3人。。。。。が!、、3人は、落とし穴に落ちてしまう。 仙人“そこで、頭を冷やせ” 登ることさえ出来ない3人。。。逸馬、信三郎は、仙人の意図に気付くのだった。 逸馬、信三郎“じっとしているのが一番だ” そのころ、鳥居は密偵の朱雀(帆之亟)から、3人を見失ったと聞かされていた。 そして、3人の探索に出た朱雀は、、ようやく、、、見つける。 謀が露見したとして、始末しようとしたとき、 遠山と、遠山がが率いる北町の捕り方たちの姿が! 敬称略 信三郎『子は悪くない、守りきれなかった親が悪い。 弥次郎。お前は、お前自身を大事にしろ。 オレは、今度親になる。妖怪を道連れなんて、まっぴらごめんだ 弥次郎『逸馬のせいだ。お前どうして、オレだと分からなかった あの時、久しぶりだ、弥次郎元気にしてたか、 そう言ってくれていれば、何も起こらなかった お前は、与力になり、オレは忘れ去られ。。。。オレは、焦った。 逸馬『信三郎。。オレを殴れ 弥次郎、オレが悪かった、気が済むまで、殴れ 信三郎の父の仇は、鳥居なのか? 疑惑がありながら、、、討ち入ろうとする弥次郎。 そんなとき、仙人が、切腹をネタに、、、、 って感じだ。 結局、 鳥居の謀も撃破した上で、朱雀まで捕らえてしまうと言う遠山! 実は、、仙人もいい仕事をしているのだが、 一番活躍してるように見えるのは、“兄弟子”の遠山金四郎のような感じである。 ま。。。。佐和さんは、、割を食っちゃってますけどね(笑) 鳥居にも、キッチリ片をつけていますし。 なかなかオモシロ味のあった、遠山vs鳥居だったと思います。 とはいえ、 “父”である、仙人の危機に駆けつける3人からの件も、 かなり良い感じの友情物語であり、、、いや、、親子物語 バカな子供3人を助けようと、一芝居打った仙人。。。。。オトコマエ!! そのうえ、 前述のようなやりとりで、友情を確認。。。 ホント、、良い感じの物語だったと思います。 前後編になると、 策略モノに、人情モノと、いろいろと組み合わさった 本当に面白いお話になりますよね。 今回は、“オトコマエ!”の真骨頂と言って良いお話ですね。 特に、3人が走り出す部分の3分割演出なんて、 スピード感溢れ、、、素晴らしいですよね。。 時代劇とはいえ、“魅せる”という感じだ。 そして、今回一番盛り上げたのは、弥次郎。。。中村勘太郎さん! 出来れば、再登場して欲しい!!! もちろん、、、“仕事”で、2人に協力できるようになってから。。。 ホント、、良い感じでした。 そういえば、、3人の女たちも。。。。 ここは、もう少し、和気あいあい。。。が見たかったが、 ま、、、前回、今回だけじゃ、ちょっと無理か。 でも、信三郎のこと、その子のこと すべてにおいて親子を描き、、、 最後には、落とし穴の手間賃というオチまでつき、 作り込みの凄さが見えた、お話でした。 これまでの感想 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月30日 20時49分49秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|