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カテゴリ:ドラマ系の感想
『フェンスの町で』
内容 郵便局が強盗の被害にあった。検問をくぐり抜けた犯人。 防犯カメラの映像から、犯人はかなり手慣れた様子。 近くには基地があったため、伊丹(川原和久)ら捜一は、疑いの目を向ける。 だが、内村刑事部長(片桐竜次)からは、慎重な捜査を命じられる。。。。 そんななか、米沢(六角精児)から、自作の改造スタンガンと分かり、 なにかを感じ始める右京(水谷豊) 様々な状況から、尊(及川光博)は、プロの犯罪者の犯行と推測するが、 “優等生的”と断じた右京は、尊の意見を尊重しながらも疑問を呈する。 なぜ、大きなリュックを使ったのか? なぜ、フルフェイスのヘルメットではなかったのか? そして、、、1つの可能性を右京は尊に伝えるのだった。 逃走に使ったのは自転車ではないか??と。 現場付近ではサバイバルゲームのサークルが多いという。。。。。 サークルの名簿を手に入れた右京は、 土本公平(森田直幸)と言う少年に目をつける。 自転車を使ったのは、そこに理由があるのでは??と。 右京たちが学校に向かったところ、、、そこに、伊丹たちが現れる。 公平の母親・由香里(仁藤優子)から通報があったという。 取り調べで自白する公平。いじめを受け、遠くに逃げたかったと動機を話し。 その後、右京の推理と符合する証言をするのだった。 が、、なにか、違和感を感じる、右京と尊。 なぜあそこまで、取り調べに対し、冷静に受け答えが出来るのだろうか??? やがて、公平のパソコンから、爆弾の材料らしきデータが浮かび上がる。 右京たちが再び取り調べをすると、教室を爆破したかったと。 そして爆弾の場所を自供。。。捜索で見つかったのだが、、、なにかオカシイ。。 時限装置さえついていない。。。。なぜ?? その事を聞くと、また公平の証言が変わっていく。。。。。。 それに買っていた爆弾の材料の量から考えて、1つだけとは考えにくい。 そんなとき、ふと思い出す。。。学校でいじめを受けていた公平。 なのに、取り調べではピンピンしている!? 相手の少年。。。村越良明(阪本奨悟)も関わりがあるのでは????? そして、浮かび上がってくる2人の少年の動機。。。。。。。。 敬称略 ある町で、郵便局強盗が発生する。 右京と尊は、捜査をするウチに違和感を感じ始める。 そして、たどり着く動機。。。 二人の少年の苦しみ。 “ただフェンスを見上げていて、 こんなモノ壊れてしまえばいいのにと。。。 すべてが上手くいかなくなった少年達の人生。 怨みは、、、ひとつの方向へと向いていく。。。。。。 右京“君のやろうとしていること、 君の尊い命を捨てるほど価値のあることなんですか? 死んでも誰も悲しまない。。本当にそうでしょうか? 土本くんが君を助けて欲しいと言っています。 尊“友だちはキミしかいないそうだよ。 って感じである。 なんて言うか、、、 ようやく、、“ホンモノの相棒”という感じの物語ですね。 もちろん細かい部分で、あれこれとツッコミはあるが、 そんなことどうでも良いこと。 今回のように、 犯人が、衝撃的であること。 動機の意外性。そして、、最終目的の面白さ。 など、事件のオモシロ味とともに、 そこに隠れている、、相棒らしい社会派ドラマ。 今シーズンで一番面白いお話だったような気がします。 そう思わせてくれたのは、 やはり、前回までの人物紹介ネタではなく、 事件を中心にして、特命係などが動いていることであろう。 事件で見せてくれるのが“相棒” そして その中に、主要登場人物達のやりとりを描き込む! 本当に“相棒らしい相棒”だったと思います。 それにしても、 思い切った部分をネタにしましたね。 こういう思い切りも、相棒らしさ。 “君はいざとなるととても俊敏ですね。” などと、 右京が尊の能力を見るようなシーンもあり、 “相棒”としての2人の関係も 良い感じの緊張感とオモシロ味が見え始めた感じである。 、、、 一安心。。。。ってところかな。 わたし的には、 “相棒”などと言う名前だけで期待するのは危険だと思っていましたので やっと形が見え始めて、、一安心である。 これまでの感想 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月25日 22時20分58秒
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