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カテゴリ:ドラマ系の感想
『囮』
内容 陽菜(尾野真千子)は再び愛子(石田ゆり子)の家を訪ねた すると、協力を申し出る愛子。 夫・誠一(二階堂智)を入院させた住本(渡部篤郎)。。。そして、金も。。。。 そのうえ、通常では受けられない高額な治療まで準備する。 それは夫の回復を意味した。。。。。。 そのころ 外事4課によるジュリオ(チェホ・イムレ)のバーの監視は続けられていた。 そして定時連絡を行っていることが判明する。。。“FISH”だと思われた。 住本は、ジュリオの携帯データを得てくるようにと陽菜に指示する。 それこそ愛子の“運営者”としての陽菜の仕事だった。 陽菜と住本は、愛子に仕事の方法を教え、、、、ついに仕事が始まる。 ジュリオのバーに向かった愛子は、外国人達に絡まれたりするも、 なんとか隙を見て“仕事”に成功する。 そして、夫・誠一の手術も成功。。。。すべてが順調だった。 が、、 そんなとき、警備企画課理事官の倉田(遠藤憲一)から呼び出しを受ける住本。 協力者のニケ渡辺(ルドルフ・マッカラン)が行方不明だと、 妻・渡辺昌代(遊井亮子)が警察に訴え出てきたという。 住本は、倉田に何も答えなかったが、倉田は協力者に家のデータを抹消する。 すぐに連絡を取ろうとするがニケには繋がらない。 昌代の話では、住本のために、勝手に動いていたという。 危険を感じた住本は、妻たちを逃走させ。。。。。。。。 同じ頃、愛子が入手したデータを解析した外事4課であったが、 そこには、連絡をしているはずなのに、履歴がなかった。 明らかにSIMカードを使い分けていた。 住本は、陽菜に愛子を再び潜入させるよう指示するが、 ニケのことを倉田から聞かされていた陽菜は、指示を拒否。 国際会議が迫り、時間がない!そこで住本は、、、直接、愛子に協力を求める。 愛子の苦しみを受け止めた住本。。。。 敬称略 ニケが行方不明!! 心配する住本であったが、それでも仕事を続ける。 愛子に仕事をさせ。。。。ついに、糸口をつかむ!! ってところだ。 今回のメインは、愛子の仕事というのもあるが、 住本の過去が、徐々に浮かび上がってきたというのもあるのだろう。 消すことの出来ない過去。 それは、自分の未来の姿であるのかもしれない。 そこにある苦しみを知るからこそ、愛子に同調した。。。 メインの物語もダークな印象なのに、 この過去エピソードも、、、とんでもないお話である。 そこに感情を表に出さない住本の感情を描いたお話なのだろう。 実際、ニケのことについても、同じネタなのは言うまでもない。 それにしても盛り上げ方がスゴイですね。 テロ対策で動いているというメインだけじゃなく、 それに関わる様々な事件を組み合わせ、住本というキャラも描き込む。 本当に手の込んだことをしています。 確かに、かなり回りくどいやり方ではあるのですが、 そうすることで、メインの物語を壊すことなく、 住本という人間が見えてきた感じだ。 しっかし、ホント良くできてるドラマですよね。。 重いことは重いけど、 だからこそ、任務の重さも分かるというモノです。 “私楽しんでいる。自分の醜さが怖ろしい。 “語りかけても何も答えてくれない。 これほどのバツを受けることをしたのか いっそ殺して自分も死のうかと考える。そんな自分に怯える 誰だって、そうなる。 それを責められる奴なんて、どこにも居ない 望むなら、終わらせてやる。 あとの処理は、何とでもなる。 あんたは、、、俺を恨めばいい。 そして、、、 “あの人に死んで欲しいなんて、一度も思ったことないから 私信じてるから。あの人がよみがえるって。 住本と愛子のやりとりなんて、、まさに、“人間”を描き込んでいますよね。 すべてを理解できなくても、 一部でも理解できる部分があるからこそ、 重い内容でも感情移入が出来るのでしょうね。。。 最後に、どうしてもヒトコト。 未来、、、描きすぎ!!! これまでの感想 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月13日 21時38分07秒
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