レベル999のマニアな講義

『君がため』

内容
こい（成海璃子）が出会った浪人・由良（平岡祐太）が
裏長屋に住んでいると知り、なんだか、気が気でないこい。
そんななか、母・そめ（余貴美子）から、百人一首腕比べに出るよう促されるが、
こいは、、参加をかたくなに拒否したことで、大げんかになってしまう。

母の気持ちも分かる。。。由良からも頼まれた。。
でも、どうして良いか分からなくなった時、はな先生（松坂慶子）に相談に向かうと、
はなが、こいを連れ向かったのは門田伯耆守稲葉（寺田農）宅。
門田は、大奥へ来てくれるようにと、はなに依頼する
姫達の御指南役として推挙したいという。。。のだが、断りを入れるはな。

なぜ？？？
その疑問をぶつけるこい。
すると“教える喜び”を語り始めるはな先生。。。。


敬称略



恋心を抱きはじめたこい。。。
そんななか、百人一首腕比べ！！

興味を抱いた浪人さんのため！？
でも、、目立ちたくもない。

じゃ、、、どうすれば？？？

これまで学んできたことを、どう活かすのか？

と、、先生に告げられ、気持ちを切り替えて。。。。。


ま、、そんな感じだ。。




主人公の葛藤を、母、先生の思いを出しながら、
良い感じで描いているのだが

正直なところ、由良。。。浪人さんに、興味を覚えている部分が
少し弱い感じかな。
変化の第一歩なので、これくらいなのでしょうけどね。

でも、若干、俳優さんに助けられている感じですね。



少し気になってしまったのは、
門田のところに向かう必然性が、イマイチ見えないこと。
ワンカット、、少ない感じですね。
気のせいか、脚本と演出がかみ合っていない感じ。。。ですね。


迷い、悩みは、良い感じなんですが、
ちょっと、おしい、、、、というところかな。

コレ言い始めたら由良との関係も、ちょっと強引だけどね。。


ベタではあるが、
寺子屋で、子供達に教えている姿から学んでも良かったかもね！
回想や、イメージだと、ブレが生まれる可能性もありますし。

とりあえず、次に進んだと言う事で。



２度見しての追記
やはり、、何かおかしいなぁ。。。
脚本が丁寧に表現しようとしている部分と、
ドラマとして丁寧に表現しようとしている部分が、
ぶつかり合っている感じが。。。。


これまでの感想
第一回