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カテゴリ:ドラマ系の感想
『嵐吹く』
内容 浪人・由良(平岡祐太)の本当の目的が仇討ちであると知ったが、 それでも“かるた比べ”に出る覚悟を決めたこい(成海璃子)は、 圧倒的な力で、順調に予選を勝ち進んでいく。 師匠のはな(松坂慶子)には、 由良から“生きると言う事を、初めて知った”と伝えるこい。 そんななか、母・そめ(余貴美子)から、昔話をされる。 昔。そめ(臼井夏純)は、好きだった幼なじみの信助(土屋健人)に告白。 しかし、信助は、しの(寺田有希)の母になる・お菊が好きでふられてしまい、 それからは、信助(佐野史郎)とそめは、犬猿の仲になってしまったという。 そめは言う、好きになる人だけは選べと。。。 話を聞き、由良のことが好きなこいは、戸惑いを覚えてしまう。。。。。 やがて戦いも準決勝。。。 そして、、深川一を決める者が百敷屋徳兵衛(大和田伸也)から発表される。 金森屋のしの。。。と、ただみ屋のこい。。。。 やはり、ライバルとの一騎討ちとなってしまった!!! 決勝戦が明日になった時、ただみ屋を訪ねてくる若い男がいた。 なんと、、百敷屋の若旦那・順軒こと、、順之助だった!! 腕比べで見そめたようで、、玉の輿だと大喜びのそめ。 しかし、様子を見ていたしのは、若旦那のことを慕っていることもあり、 こいと由良の関係を知りながら、すべてぶちまけてしまう。 浪人と聞き、怒るそめ、、、 でも、こいは、由良への思いをそめに伝え、家を飛びだしていき。。。。 敬称略 こいの一途な初恋 由良様のために、戦う。。。 それは自分のためでもあり、、自分の中の変化でもあった。 そんななか、母から知らされる辛い恋の話 由良様のことを隠していたのに、バラされてしまった。。。 すると、、、、やはり、猛反対。 飛びだしていったこいは、由良に気持ちをぶつけるのだが、、、 ま、そんなところ。 なんか、切ないお話ですよね。 良い感じで、そめの過去もあきらかになり、 その辛い恋物語と、こいが繋がっていくのだから。。。。 このあたり、『身分差による苦悩』ではなく、 幸せ、不幸せという、根本的な部分での恋バナを描いているから 現代にも通じる印象となり、 感情移入しやすくしているのでしょうね。。。 なかなか、良い選択だったと思います。 母『あんたのことを思って言ってるんだ 娘『思ってくれなくたっていい! これは、私の恋 母の思い、娘の思い。 ベタな展開だけど、気持ちのぶつけ合いが丁寧であるため 良い感じで伝わってきます。 そして、、 『あなたが私を、こんな風に変えてしまったのです。 こいは、由良様をお慕い申しております。。。 でも。。。 切なさ満点である。 雨だもんなぁ。。。。『私は、お前と生きる気はない』 そのあとの、抱き合う親子。。。。涙雨ですね。 『おっかさんは、知ってるんだよ。おこいは幸せになれるんだよ』 ほんと、良いお話だったと思います ただ、少し気になっているのは、 由良のこいへの気持ちが、あまり表現されていないこと。 あの表情は、、、どっちなんだろう。。。。 利用していた立場から、変化したのかな。。。。。。 これまでの感想 第三回 第二回 第一回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月30日 18時06分36秒
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