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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
人生とは、常に何かを選択する その昔。。祖父が、村長をしていた高畑村。 樫村浩介(仲村トオル)は、現村長・大屋誠(田口計)や高橋副村長(森下哲夫) 有働教育長(森喜行)そして12人の村会議員全員から 次期村長に立候補するよう打診される。 友人の津川良治(遠藤憲一)からも勧められ、樫村は村長選出場を決断する。 津川から打診された時、、、話していたアニマルランド。。。 目的は、、、村が進めているアニマルランドの“18番ホール”の移動のため。 それは、誰にも話せない、、、、“秘密” そして妻・由紀子(西田尚美)息子・勇太(千坂健介)の後押しをうける浩介。 警官をしている鈴木省吾(堀部圭亮)は、表立っては応援できないモノの 弟の保夫(前田公輝)。。と、同級生の津川、鎌倉敦男(田口浩正) 押田健太郎(池田成志)らの協力を得て選挙の準備が開始される。 準備をしながら、、、樫村はふと思い出す、、、12年前の出来事。 それは激しい雨の降る夜だった。 上司の勧めで酒を飲んだあと、 仲間たちに由紀子達を紹介するために、急ぎ村に向かって車を運転していた浩介。 そのとき不注意で、、女性をはねてしまっていた。。。。。 それが、、、18番ホール近くにある、、、双子峠であった。 そして樫村は、家族を守るため“選択”をした。。。。。 選挙戦が開始直前、津川の想定外のことが発生する。 応援が予定されていた村会議員が裏切っただけでなく、 予定していた青柳進、 以外の予定外の候補・柏木光助(奈良坂篤)が立候補したのだ。。。 その参謀として相手の陣営にいたのが同級生の奥山道也(相島一之)だった。 奥山は、樫村が村を出ていった人間であると訴える作戦をとってくる。 昔なじみの田村常代(草村礼子)も応援に駆けつけてくれ、選挙戦が始まるが、 序盤優勢だった樫村陣営に異変が発生する。 驚くべきことに、応援してくれるはずだった村会議員が裏切り続出。 ついに6名となり、、、柏木陣営に6名。。。。イーブンとなってしまう。 “絶対当選”と思っていた選挙戦が、変化した瞬間だった。 焦りはじめる樫村。 追い詰められた陣営は、 12年前“酒井久恵(栗原みぃか)”失踪事件を持ち出し、 ネガティブキャンペーンを考えはじめる。 当時、柏木が疑われたためであった。 樫村、津川は、根拠がないと反対するのだが、 突然出てきたアイデアに、樫村は、妙な疑いを抱きはじめる。。。。。 知っているのか? 敬称略 公式HP http://www.wowow.co.jp/dramaw/yokoyama/ 4週連続で放送される横山秀夫さんの短編サスペンス第1弾である。 ドラマWとしては、初の試みかな。。。 1時間のドラマですからね。 物語は、村長選立候補を打診された男。 本当は立候補なんてするつもりはなかったが、 親友の言葉で決意を決める。 それは、、村が開発しようとしている場所に、、 “あるモノ”を昔、隠したことがあったからだった! 選挙戦が始まると、想定外のことばかりが発生し。。。。。 ま、そんな物語ですね。 ドラマとして面白いのは、 事件が発覚するのかどうか..その緊張感と 選挙戦がどうなるかという緊張感 2つの緊張感が混ざり合って、 ドラマ全体を、もの凄い緊張感が支配していることですね。 そして、疑惑。 焦りから生まれたモノなのか。。それとも。。。 そんな、主人公の気持ちの描写も、面白いですね。 変な言い方ですが、 1時間。。。最初から最後までクライマックス! そんな感じですね。 絶妙なのは、ラストのオチですね。 明らかに、ネタフリされていましたので、 “それ”しかないのですが、 ニヤリとしてしまったのは言うまでもありません。 1時間というのが、良い感じに回ったお話だったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月14日 23時13分35秒
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