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カテゴリ:ドラマ系の感想
『オトシヨリ最高!王子号泣』
内容 怪物くん(大野智)たちは、バスに乗って。。。お墓参りへ。 席を独り占めする怪物くんは、佐藤フミ(佐々木すみ江)に注意される。 席を譲るよう諭され、ドラキュラ(八嶋智人)からも言われ、渋々譲ることに。 霊園に到着後、ヒロシ(濱田龍臣)とウタコ(川島海荷)の両親の墓に 手をあわせる怪物くんたち。。。 ドラキュラや、ウタコから“良いこと”だと言われるが、納得出来ない怪物くん。 やがて、、、帰ろうとしていたところ、友だちパワー復活! ヒロシへ、腕を伸ばしイタズラをしたりしていると。、、、 さっきのおばあさんに念力を使っている現場を目撃されてしまうのだった!! フミから“取引”を持ちかけられる怪物くん。 孫のジョウジになって欲しいと言う。。。。。 バラされるわけにもいかず、ジョウジとなりフミの世話をはじめる怪物くん。 だが、気がつけば、怪物くんは、フミに叱られてばかり。。。 次々と、仕事を命じられていく。。 これは“おせっかい”であり、年寄りの特権だというフミ。 同じ頃、Dr.マリス(飯田基祐)から、 デモキン復活が難しいことを知らされるデモリーナ(稲森いずみ)。 生命エネルギーの低下を補うため、大量の命が必要だという。 デモリーナは、多くの人間から疎まれる“老人”をターゲットにすることに。 一方、フミにこき使われる怪物くんたち。 ついに、怪物くんは、その横暴ぶりキレてしまい、帰ってしまう。 だがバラされては、怪物ランドに帰ることが出来なくなってしまうと、 ドラキュラ達は怪物くんを説得。 フミがいる施設を訪ね、なんとかしようとするが、 その際。。。。フミは、腕を伸ばしているのを見ていなかったと知る。 再び大げんかをして、帰って行く怪物くんたち。 フミは、せいせいしたと言うが。。。。。。 屋敷に帰った怪物くんは、ウタコから、フミには身寄りがないと聞く。 そして縁の切れた譲次という息子がいるが、、、独りぼっち。。。と分かる。 きっと寂しいはずだから、、、会いに行こうとウタコに誘われるが拒絶。 すると、怪物くんは、爺や(半海一晃)に呼ばれ、、、フミの真の姿を見る。 幸せと言っていたのに、、、独りぼっち。。。。 怪物くんは、気づく。。。。その姿は、1人で食事する自分自身の姿だった。 何かを感じ始めた怪物くんであったが、すでにフミは。。。。。。 そのころ、デモリーナは、足りない命を集めるため、 自らの危険を顧みず、人間界に姿を現していた。 敬称略 もの凄いシュールな内容になっていますね。 いままでも、人間の欲を表現してきましたが、 今回は、直接的な感じで、、、、『命』である。 命が必要なデモリーナ。 一方、出会ったおせっかいおばあさんに、自分の姿を見た怪物くん。 だがすでに。。。。 そんな物語である。 それにしても『命』や『老人』を取り上げるだけなら、 言ってみれば『普通のドラマ』であるのに、 まさか、、そこに、『孤独』から、怪物くんと重ねてくるとはね! ちょっと、驚いてしまいました。 ホント良い重ね方ですし、だからこそ、気持ちが分かるというのは 物語の分かり易さだけでなく、 怪物くんというキャラが、ただの暴れん坊ではないことを表現した感じだ。 そのため、悪魔族との戦いにも『意味』が生まれてくる。 いままでは、“念力”があったからこそ、 戦いに目覚めていた感じもあったわけだが、 今回は違う。。。。“俺のオトシヨリ”。。。 自分自身の生きる意味と、命の価値が行動に表れていますよね。 ま、、、、シュールなんですけどね。。。 デモリーナ“安らかの死んだ方が、幸福” スゴイ言葉である。 “オイお前、なんにも分かってねえな カレーに卵をかけると美味いんだぞ。 オトシヨリのおせっかいも美味いんだぞ いままで、ちょっと曖昧だった、 怪物くんの変化が、ハッキリ見て取れたお話だったと思います。 “オトシヨリは、最高です” しっかし、 ちょっと、ふざけた感じの物語に思っていたのが、 細かい部分を気にしなければ、 意外と良い感じのドラマになりつつありますね。 最後の “ごちそうさまでした” も、、良い感じですね。 ドラマの進化が見え始めた感じである。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月08日 21時54分30秒
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