レベル999のマニアな講義

『怪物界ＶＳ悪魔界因縁の最終対決』

内容
記憶を取り戻した正義くん（松岡昌宏）は、、、、デモキンとして復活する。
突然のデモキンの復活に驚きを隠せないデモリーナ（稲森いずみ）であったが、
“いよいよ積年の恨みを晴らす時が来たのだ！”
魔力を完全に取り戻したあと、怪物界に乗り込むというデモキンに、
デモリーナは、付き従っていくと決断する。
怪物界への入り口は、怪物くん（大野智）が知っていると考え、
なんとか、聞き出そうとたくらみ始めるのだった。

そのころ、大王（鹿賀丈史）から、
最終試練の合格を告げられた怪物くんたちは、大喜び！
が、
ドラキュラ（八嶋智人）オオカミ男（上島竜兵）フランケン（チェ・ホンマン）
に比べ、怪物くんの様子はあまり。。。。
“ウタコとヒロシが悲しむ”と、、、言う事だった。
それを聞いたドラキュラは、２人が悲しまなければ良いと考え、
ヒロシ（濱田龍臣）とウタコ（川島海荷）に、、、、事情を告げる。
すると、ふたりは、怪物くんに。。。。“帰った方が良い”と。。。

思わぬ２人の答えにショックを受ける怪物くん。
だが、ウタコとヒロシにとっても、怪物くんのためにと、、、苦渋の選択だった。

そんななか、正義くんが、怪物くんに声をかけてくる。
正義くんは、怪物くんたちを“最後の思い出作り”とキャンプに誘い、
聞き出すチャンスをうかがい始める。
怪物くんに対し、仲良く接する正義くん。
その同じキャンプに、、、ドラキュラは、ウタコとヒロシを呼び寄せる。
のけ者にしたらかわいそう。．．と言う事だったが、
怪物くんは、２人の先日の態度が気になり、つれない態度ばかりをとってしまう。

と、、そんなとき、、、怪物くんを襲撃する者たち！
デモリーナは、デモキンの命令で悪魔界にもどるのだが、
Ｄｒ．マリス（飯田基祐）が、反乱を起こし、
怪物くんを人質に魔王石を奪おうと。。。。


敬称略




デモキン復活！
怪物界に攻め込むために、怪物くんから入り口を聞き出そうとする正義くん。

と、同時に、悪魔界で反乱！
人質となってしまった怪物くんは、正義くんのために魔王石を。。。。


。。。。とまぁ。。そんなお話をイベントにしながら、

ヒロシウタコとの別れ話である。

そのなかに、、デモリーナの葛藤。。。

ネタとしては、最終盤であることもあり、
色々と組み合わせて、てんこ盛りのお話である。


簡単に言えば、復活したデモキンが、怪物ランド襲撃！

くらいでしょうか。。。


別れと組み合わせて、それぞれの、、思いが交差し、
なかなかオモシロ味のあるお話に仕上がっていますね。

デモキンはデモキンの目的。
デモリーナも葛藤。
そして怪物くんもまた、、、


怪物くん“みんなで仲良くやっていけばいいのに
正義くん“すべてが仲良く生活するなんて不可能です

相容れない２人の王子


そして、
怪物くん“だましてたのか
　お前れも俺と同じ気持ちでいると思ってたんだぞ
　騙されると分かっていたら、お前らなんて、好きにならなかったのに
　なんで、お前と戦わなきゃならないんだ。
　おれたち、友だちだろ


いままで、色々と学んできた結果が見えるとともに、
学んできたからこその悲劇が表現された感じだ。

少し気になったのは、
デモキンでさえ、、、欲望のない理想郷という言葉を使い
デモリーナたちが働いてきた悪事。。。。
それが発生しないような世界こそが、理想であるような言い方をしていること。

デモキンでさえ、まともな理想を掲げているように見えるのだから、
不思議なモノである。


１つ気になったのは、
あれだけ友情を描いてきているのに、
まだ、ヒロシに対して疑いの目を持っている怪物くん。。。ですね。

なんか、、不思議な感じが。。。。
騙したこともあるのだから、嘘であると思わないのかな？？
ヒロシ、、人間だし！

ヒロシ『ずっと一緒にいられると思っていたのに。
　僕イヤだ、ホントは怪物くんと離れたくない
怪物くん『寂しいなら素直に言えよ。
　ヒロシ。
ヒロシ『怪物くん

良い感じなのにね！


しっかし、最後の“笛”などはともかく、
これ。。。どこに結末を持って行くつもりなんだろう？？
怪物くんにとってデモキンを倒すこともまた悲劇だし。。。。。。

上手くまとまるのかな？？

思いが交錯し、盛り上がって楽しいのだが、
交錯しすぎて破綻してしまわないかが心配である。


これまでの感想

第７話　第６話　
第５話　第４話　第３話　第２話　第１話