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カテゴリ:ドラマ系の感想
『夢をつなぐ馬』
内容 命をもらったハルコに種を付けることにした沙矢子(藤原紀香) それは生きるための賭けであった。 そんななか、取引の失敗で、鳳証券で左遷状態だった沙矢子は、 鳳インベストメンツへ出向を命じられる 同じく出向となった専務の。。。三津井(浅野和之)社長の命令で、 忙しく企画書を作る日々だったが、、、、ついに、ハルコが牝馬を出産する。 だが出産直後、ハルコは死んでしまうのだった。 仔馬“ハル”を大切に育てていく覚悟を決める沙矢子。 そして、、友人のバーマスター木暮淳(堀部圭亮)も、協力を申し出てくれ、 ハルは順調に育っていく。 そんなある日のこと。妙な男(宇津井健)が、沙矢子に近づいてくる。 “良い馬だ”。。。と言い残し去っていく男。 そんな折、木暮が依頼していたもう1人の馬主候補が、 ハルの病を見て、、、馬主を回避。 ハルにチャンスを与えるため、中央ではなく地方で。。。と 木暮は、沙矢子に1人で馬主となるよう勧めるのだった。 時は流れ。 地方の門別競馬を目指し、育成が始まり、、、 デビュー名を“チャンス”と決める沙矢子 一方で、沙矢子は、一つのファンドを作り上げる。 “セカンドチャンスファンド” 敬称略 あえて、もう一度書いておくが。 馬との関わりを、 それが、どれだけ主人公にとって重要なモノであるかを ファンタジーではなく、丁寧に設定を描いていれば、 きっと、もっと楽しくドラマを視聴できていると思います。 ということで、 前回のお話は、それなりに忘れ、 そして、 無理矢理に、馬と、仕事を重ねているという強引さや違和感も忘れ。。。 色々と忘れた上で、、、今回から“セカンドチャンス”ということで、 気楽に視聴しながら、 それでいて、真剣に見ていきたいと思います。 実際。。。ハルコと出会うよりも、ハルと出会っていた方が 流れはスムーズだったでしょうけどね! さて。ドラマであるが。 足に病を抱える馬“ハル”の未来を見ながら、 その一方で、仕事では セカンドチャンスを与えるというファンド立ち上げに加わる沙矢子。 そんななか、自分も、、、と。。。 言う感じである。 強引さはあり、違和感はあるが、 色々と必死になる主人公・沙矢子は表現されている。 正直なところ、 馬か、仕事、、、一本に絞り込んでいるドラマならば、 ここまでの違和感は感じないだろう。 それなりに、重ねているし、 まぁ、、、ドラマとして、過去や因縁を入れて、 あれこれとやりたいという意図は伝わってくるのだが。 あまりにも八方美人過ぎて、 ポイントのブレが大きすぎるんですよね。 たしかに、重なりは理解できているし “馬のチャンス”と“再出発のチャンス”。。。と、悪くはないと思います。 ただ、 沙矢子自身が、どの部分をメインに見据えているかが かなり微妙であるため、 どうしても、その気持ちが、伝わってこないというのがホントのところだろう。 たった6回程度のドラマに、 ここまで、あれこれやるって、本来、、あり得ないこと。 ちょっと、無理が過ぎている感じである。 単品では悪くないと思いますけどね。 これまでの感想 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月03日 23時22分29秒
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