|
テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:ドラマ系の感想
『雨の逃亡者』
内容 京で薩土盟約を結ばれたあと、土佐へと帰った後藤象二郎(青木崇高)は、 山内容堂(近藤正臣)に対し“大政奉還”について説いていた。 だが、大恩ある徳川と、、、拒絶する容堂。 土佐藩が“これからの日本の要”になると、説得を繰り返す象二郎。 議論は平行線。。。 そのころ、長崎へと向かった龍馬(福山雅治)は、 土佐商会の弥太郎(香川照之)に対し、 もしもの土佐藩の挙兵のために武器が必要と銃を手に入れると説明していた。 が、、、その長崎で事件が発生する。 イギリス人の水夫が、白い着物を着た侍に殺害されたのだった。 イギリス公使・パークスは、犯人が海援隊の人間ではと疑いはじめたのだ。 下手人を引き渡さなければ、土佐藩へ攻撃を開始すると脅迫するパークス。 長崎奉行の朝比奈(石橋凌)は、口実が出来たと龍馬捕縛へと動き出す。 だが、一足先に隠れた龍馬に代わり惣之丞(要潤)が奉行所へと出向くことに。 龍馬たちは、真犯人捜しをすることを決断。 一方、惣之丞を詮議する朝比奈であったが、海援隊にはいないと断言する惣之丞。 そこへ、、現場にいたというお元(蒼井優)が現れ、龍馬でないと証言する。 なにかを感じた朝比奈は、お元の部屋を捜索。キリシタンの印を見つけ出す。 長崎奉行所は、お元の追跡をはじめ。。。。。 同じ頃、真犯人を捜す海援隊の面々は、目撃者の証言から福岡藩士であると断定。 金子才吉。。。。藩邸に戻った金子は藩邸で自白後に切腹をしたという。 だが。弥太郎からの報告を受け入れない朝比奈。 それどころか、弥太郎は土佐商会の活動を制限すると言われてしまうのだった。 追い詰められた龍馬は、その足でイギリス公使・パークスの元へと。。。。。 敬称略 先ずは、ヒトコト 奉行所が見つけられない龍馬を見つける弥太郎 奉行所が見つけられないお元を見つける龍馬 この作品には『能力』を持った人たちが大勢登場するようだ。 あ。。。思い出せば、、龍馬って、超健脚だったよね。まるで瞬間移動のように! こんな特殊能力を見せつけられると、 “幕末の英雄”などと言う意味の“ヒーロー像”よりも、 アメコミヒーローと同じ。。。“ヒーロー像”のほうが、 妙にシックリ来るような気がします(苦笑) それはさておき。 今回は、イギリス人水夫殺害の嫌疑をかけられる龍馬 ってところである。 詳細はともかく。。。 先ほど書いた“ヒーロー像”だけでなく、 もう、、、大人の事情というか、、脚本家の意地とでも言うか どうしても、お元を目立たせたい!龍馬と絡ませたい! そういう意志が、、バンバン伝わってくるお話。 正直なところ。 そこまで描きたいのかなぁ。。。。意地を見せたいかなぁ。。。。 そんな印象しかない、軽めのメロドラマになってしまっている。 まあ。奮闘しているのは分かるけどね! でも“そういうコト”じゃ。。。ないよね。。。 視聴者が“龍馬伝”の龍馬に求めている“モノ”は!! どうしても、敵視する人間をたくさん作りたい。それだけの作品になっています。 念のため、最後に書いておくが。 史実だとか、事実だとか。。。もう、、そんなのはどうでも良いです。 せめて、“格好いい”と龍馬を見せてくれていれば十分である。 それ以上の期待はしない。 それが無ければ、、、、今作の“見どころ無し”である。 これまでの感想 第43回 第42回 第41回 第40回 第39回 第38回 第37回 第36回 第35回 第34回 第33回 第32回 第31回 第30回 第29回 第28回 第27回 第26回 第25回 第24回 第23回 第22回 第21回 第20回 第19回 第18回 第17回 第16回 第15回 第14回 第13回 第12回 第11回 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月31日 18時47分23秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|