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カテゴリ:ドラマ系の感想
『家庭崩壊!嵐山を焼きつくす復讐の炎!!
内容 海外留学中の娘にメールをした成増(寺島進) 返信がないことにショックを受けていた。 大丈夫。。。とあや(名取裕子)りん(脇沢佳奈)は元気づけるが。。。 そんななかカラオケボックスで、松尾美奈(岡野真也)という女子高生が、 柿沼広明(少路勇介)に、ナイフで刺されるという事件が発生する。 乱暴されそうになり抵抗した美奈。。。広明が出したナイフで負傷したという。 成増は、広明を連行しようとした時、 突然、、、美奈の父・松尾保(川野太郎)が、広明につかみかかり、 次の瞬間、なぜか、2人は顔を見合わせ止まったのだった。 その後、、、連行されていくのだが。。。。。 あやの元に送致されてきた広明。 調書を見て、あやは、どうもわからない。 広明は、当初、、犯行を否認していたのだが、 弁護士の滝本に接見した途端、供述を翻し、罪を認めたのだった。 何か妙なモノを感じるあや。 “気にくわない!!”と柿沼の父の元へと向かうことにするあや ホテルチェーンの社長である柿沼修一郎(大林丈史)に会いに行くと、 そこに、なぜか成増刑事が姿を現す。 “容疑者の父と面識があるんじゃないんですか?” 柿沼は、知らないと答えるが、 その言葉に、あやは成増の質問に愕然とする。 あやと成増は、松尾保のもとへ向かい、事情を聞くことにする。 松尾が、鰻料理店を経営していたと知り、ある事を思い出すあや。 食通をも唸らせた鰻の名店。。。嵐山の“松尾” だが4年前、店は火事で無くなり、 松尾の妻・澄恵(星野光代)も、火事で亡くなっていたのだった。 取り調べで、松尾のタバコの不始末。。。。と言われたが。。。。。 松尾と話をして、やはり、何かがあると感じるあや。 それは、入院中の美奈を見ている成増もまた、なにかを感じていた。 父の保が、、、美奈をまともに見ようともしない。。。。と。 やがて、妙なことが池内刑事(益岡徹)から伝えられる。 防犯カメラの映像では、美奈が広明を誘っている映像があると!! まさか、美奈は、、、広明のことを知っていたのでは?? そのことで、成増は美奈を問いただすと、知っていたコトをアッサリ認める美奈。 “早く、柿沼を刑務所に入れてください!” どうしても、何かが引っかかるあや。 そんなとき、、、、りんとの間で発生したコンビニケーキ事件を思い出し。。。。 その後の聞き込みで、松尾の店があった近くの茶店の女性(正司照枝)から、 当初は、放火の疑いで若い男が聴取されていたことが判明! 敬称略 先ずはヒトコト。 母性より食欲! 。。。一瞬、、、 あ。。。だから名取さん。。。と思ったのは言うまでもありません。 でも今シーズン、“5”のときよりも、スマートですけどね。。。。失礼。 それはさておき 今回は、主婦の勘vs坊主の勘 と言う事で、 いつものように、細かいことが気になるあや。。。 だけでなく、 成増刑事も、自分と娘の関係を置き換えて 父の様子から、何か引っ掛かりを覚える。。。。 という、2つの方向から、事件の謎解きが進んでいますね。 といっても事件は1つなので、 基本的に、、きっかけでしか無く、 お互いの推理を、徐々にすりあわせていくのですが。 その、すりあわせ方が絶妙ですね。 父として、刑事としての勘を働かせる成増に対し、 主婦として、女として、母としての勘を働かせるあや。。。。と 目の付けどころが、微妙に違うのがミソでしょう。 そのため、 お互いに、たどり着けないところを補完しあうという、 ホント良くできている物語になっています。 今回の事件の細かい部分は、横に置いておくとして。 今回、一番良かったのは、成増に娘がいると言うことをシッカリ表現。 もちろん、シリーズを見ている人にとっては当然の存在ですが。。。。 こういうところは、成増というキャラでなければ、出来ないこと。 可能性があとあるとすれば、、、以前のシリーズで子供を表現した副部長くらい。 あ。。。太田事務官に、、まさかの隠し子発覚!なんてことがあったら別ですが。 たとえ、事件がパターン化されていても、 脇役キャラによる物語とは、本来こう言うことであり 主人公との役割分担を明確にして、脇役キャラの活躍を描く。 本当に良くできたお話に仕上がっていたと思います。 なるほど。。。と。良くできた物語だったと思います。 個人的に、なかなか良いなぁ。。。と思ったのは。。 美奈の態度が、あやに対する部分の表現と、成増に対する表現が違うこと。 当たり前のことを、当たり前に。ということである。 間違いなく美奈の心が見える部分ですよね。 最後にどうでも良いことを。 今シリーズ。。。あまりブレがありませんね“京都地検の女” パターン化されているため、たまにハズレもありますが 今シリーズ。。。細かいツッコミどころはあるが、ほぼ、そういうの無し。 前シリーズから、新装開店となったわけですが、 ようやく、ほんとうのカタチが見えてきた感じですね。 あ、、、でも。。。成増のお寺と娘は、タマに出してもらわないと!! ここがないと、これまでのシリーズと同じになっていくと思います。 ってか、、なんてオチ。。。。鶴丸あや。。。おそるべし! これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月12日 17時50分36秒
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