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カテゴリ:ドラマ系の感想
『京の秋に色づく犯罪模様…父と娘の選択!目撃者ゼロの罠!!
内容 ある朝のこと、バスに乗っていた法科大学院生の栗原由貴(前田亜季)は、 バスを降りた直後、川上信平(高田賢一)を痴漢の疑いで捕まえる。 偶然、通りかかった成増刑事(寺島進)がいたこともあり、現行犯逮捕。 その後、中京署に送られ池内刑事(益岡徹)が取り調べをはじめるが 川上は犯行を否認する。 2ヶ月前にも同じ路線で主婦の和田未也子(藤巻るも)から、 痴漢の被害があったこともあり。。。。 2件の痴漢行為で川上は、 京都地検の鶴丸あや(名取裕子)のもとに送致されてくるのだった。 警察の取り調べでは、否認し続けていた川上が、 あやの顔を見た途端、犯行を認めるのだった。“これじゃ勝ち目無い”と。 その後、由貴、未也子への聴取をしても川上がやったと言うが、 どうしても、、、あやは気になる。。。。川上の言葉。 担当検事が同性の女性だからでは? そこで、いつものように単独で取り調べることにしたあや。 まずは。。。と池内の元へ。 微物鑑定もしていないことを問い詰めるが、 犯行を認めたんなら、もう良いのでは?と言われてしまう。 一方で、川上が店主を務める老舗和菓子店は、噂が広まり すでに閑古鳥が鳴いていた。 商品も少なく、妻・悦子(井上紀子)は、 夫のこともあり、かなり苦しんでいるよう。 そこで、斉藤加奈子(小林きな子)成増とバスに乗ることにしたあや。 だが特に気づくようなこともなく、まさに『満員』状態ということくらい。 やがて調べていくウチに、未也子の被害届が 川上の逮捕後に出されていたことが分かる。 そのうえ、犯人を特定してもらうための写真。。。 川上の写真だけが手錠姿だったという。。。。 池内が、明らかに常習犯にしようとしていると考えるあや。 そのことを問い詰めても、自供したからそれで良いのでは?の一点張り。 あやは、池内の強引さも気になり始めるのだった。 成増は、捜査員としては、普通のことを普通にしただけと 池内のことを庇うような発言をするが、 “疑わしきは罰せず”が、基本原則であり、 捜査にたずさわるモノは、慎重に行動すべきとあやは、成増を諭すのだが。。。。 その後、美也子の供述調書に違和感を見つけたあやは、 未也子の事件が、川上の犯行ではないことを導き出すのだった。 由貴についても違和感があるため、川上は冤罪である可能性が高くなってくる。 そんなとき高原副部長(蟹江敬三)の言葉に、あやは妙な引っ掛かりを覚える どうやら、警察上層部の栗原健一(篠塚勝)管理官が、、、由貴の父。。。。。 あやは、由貴を再び呼び出し、地検内で検証実験を行い。。。。。 敬称略 あや“今回ほど、女性であることに責任を感じたことはありません。” この言葉がすべてでしょうね。 警察から痴漢常習犯で送致されてきた男。 警察の取り調べでは、一貫して否認していたにもかかわらず、 あやを見た途端、、、、一転して自供をはじめる男。 “これじゃ勝ち目無い” と男がつぶやいたのを聞き逃さなかったあや。 捜査をはじめたところ。。。。。 って感じだ。 良いですね。今回の検証実験。 シリーズの過去にもあった記憶がありますが、ここまでリアルなのは初じゃ? あやの命令で動く地検の人たちの図 もの凄く楽しかったです。 特に、痴漢役の太田さん。。。 “あんた痴漢でしょ!” ま。。。そこはそことして。 結局、最初の言葉ですね あや“今回ほど、女性であることに責任を感じたことはありません。” いままでは、あやが女性だからこそ、母だからこそ、主婦だからこそ いろいろなことを感じて、捜査などが続けられたわけですが、 今回は、それを逆手にとって、 女性だからこそ、犯行を認めてしまう、、、、容疑者。 まさに、 逆転の発想と言って良いアイデアですね。 あとはまあ。。。冤罪事件なので。 最終的に、。冤罪とはいえ、風評被害が。。。。 世間の目は厳しい。。と言う現実。 法曹界の、本当の意味をあやが諭すなど、良いまとまりですね。 京都地検の女らしい、面白いお話だったと思います。 司法試験を受けると言っているから、 出来れば、、、、出来れば。。。。前田亜季さん。。。 次シリーズで再登場なんてどうでしょう? あやの下で成長していく物語が見たいなぁ。。。。。。 あ。。そういえば、どうでも良いことですが いつもの主婦3人組 “突然自分の世界に入るやろ?謎やなぁ” まさかのネタでしたね。 これまでの感想 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月03日 18時02分24秒
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