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カテゴリ:ドラマ系の感想
『張り込み』 内容 3日前から、 石けんのことで妻・早季子(浅田美代子)とケンカ中の直也(柴田恭兵) 多田野(金田明夫)に愚痴を聞いてもらうが、呆れられてしまう。 家の中が窮屈で、就職したい。。。。でも、、、見つからず。 そんななか旧知のフリージャーナリスト柳田留璃子(若村麻由美)が訪ねてくる。 直也は、取材を受けることになるが。。内容は“退職警察官達の本音”らしい。。 嫌な気分になった直也は、、、つい追い返してしまうのだった。 同じ頃、娘・真紀(田丸麻紀)が大量の荷物とともに帰ってくる。 男と別れたのか? 心配する直也と早季子。 妙に切ない想いだけが、直也の心を占めていく。 そんなとき、、突然、 以前、直也が教育係を務めたことのある野上勝市郎(仲村トオル)がやってくる。 “捜査協力をして欲しい” 事件の捜査で張り込み。。。その部屋を貸して欲しいということだった。 “事件”と聞き、心躍る直也だったが、 “上級職”という言葉で高圧的な態度。。部外者だからと何一つ話してくれない。 だがどうしても気になってならない直也。 一方、日番でやって来た多田野も、その高圧的な態度が気にくわない。 でも、事件は気になる。。。相手は、階級は上。。。。 そこで2人は、 “協力”としてやって来ていた佐伯(中林大樹)を捕まえ やっと事件の詳細が分かってくるのだが。。。。。 やがて野上の強烈すぎるほどのエリート意識と、正義感。 それは、優しすぎる直也の否定的言動へと変わっていく。 その発言を聞いた早季子は、意外すぎる行動をとり、野上を驚かせる!! そのうえ、柳田が突然現れ。。。。 敬称略 時間延長。。。ということに驚いた今回だが、 それにしても、 これだけのお話。。を、上手く練り込みましたよね。 お話は、 妻とのケンカをきっかけ、再就職を必死に頑張る直也 そんなとき、元部下で、出世一辺倒となっている刑事が、やって来る。 一方で、フリーとなった記者も。。。 って感じで、 3つの人生が交錯する展開ですね。 それぞれに悩みを描き、 そして、それぞれの思惑で、ぶつかり合う。 最終的にお互いの気持ちを理解しあい、 本当に自分が苦しんでいた真実の部分にたどり着く。 なかなか良いお話だったと思います。 早季子なんて。。。 “同情なんかするなよ “私だって、悔しかったんだもん まさかの行動でしたしね。 少し曖昧な心の変化もあったが、野上も悪くない。 “猪瀬さんの逮捕者の再犯率は0%だ 出世はしなかったがプライドを持って警察官人生を歩んだ。 オレが尊敬する先輩を誹謗することは許さない それら様々なことを受けて、自分自身の焦りから柳田を諭す直也。 時間延長を感じさせないほど、 ホント、よく作られているお話だったと思います。 いちばん良いのは、 そんなシリアスな物語を描きながら、ちょっと楽しい。。。というところ。 緩急の付け方も含め、 細かいところまで作り込まれた、ホント素晴らしいドラマである。 にしても、、、 なんていうオチ(笑) これまでの感想 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月09日 00時10分14秒
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