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カテゴリ:ドラマ系の感想
『その男、又十郎』
内容 田沼意次刃傷事件から35年経過した、文政2年。 神谷家の用人・喜八郎(津川雅彦)に助けられた神谷又十郎(舘ひろし)は、 剣術の稽古に励み杉崎道場の師範代となっていた。 又十郎の姉・千景(仁科亜希子)は、深川の菓子屋『栄華堂』に嫁ぎ、 又十郎が数年前、江戸の大火で救い引き取った養女・千代(足立梨花)を、 店の手伝いをしてもらい、我が子のように可愛がっていた。 だが、最近、又十郎には悩みのタネがあった。 旗本たちが多く通う武衛館という道場からの移籍が多く、 田舎剣法と“馬庭念流”を目の敵にし、毎日のようにトラブルが起きていた。 又十郎は、いさかいを収めようと、武衛館に赴き 襲撃してきた武衛館の門弟の醜態を吐露し、これ以上辞めるよう諭すのだった。 そんななか、又十郎のもとを唐沢伴内(石倉三郎)という侍が訪ねてくる。 会って欲しい人がいると言う。。。。 唐沢に言われるがまま、向かったところ、 又十郎の剣術の凄さだけでなく、武衛館の一件を聞いた楽翁(平幹二朗)がいた。 “世直しをしてくれまいか” 老中首座・水野忠成(前田吟)が己の欲だけで政を行っていることを、 何とかして欲しいと言う事だった。 だが素性も表さぬ楽翁に不信感を抱き、 政などは自分には関係ないと、又十郎は即座に断るのだった。 子細を知った喜八郎は、楽翁を訪ねる。 又十郎の父であり、かつての主人・神谷庄左衛門が残した“備忘録”と持ち出し、 楽翁こと、、、元老中・松平定信に対し、 又十郎に関わってくれるなと伝えるのだが。。。。。。 敬称略 公式HP http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/onmitsu/ 先日、、元日に放送された、 NHK正月時代劇『隠密秘帖』(2011.01.01放送) 感想 その、、、『続編』というか、、35年後のお話である。 内容としては、 楽翁こと元老中・松平定信が、 時の老中・水野忠成の悪行を正すため、凄腕の剣士・神谷又十郎に対し、 『世直し』を依頼する。。。 だが、実は、又十郎にとって、楽翁は、、、仇敵であり。。。。 って感じである。 正月時代劇『隠密秘帖』が、エピソード0だとすれば、 その続編に当たる今作。 正直、、、どうなるかと、かなり心配したのだが、 次に続く物語と言うコトもあり、 良い感じのキャラ表現と、ネタフリなどが、なされた感じですね。 初回として、『ツカミ』として、ドラマ全体に漂う雰囲気も含めて、 結構、良い感じだったと思います。 次回からが、物語の本格的な始動になるが、 今回のような雰囲気と流れならば、、 かなりベタな印象もあるが、 素直に楽しめる勧善懲悪モノの時代劇になっていくような気がします。 あとはまぁ。。。結末ですよね。 最後まで、今の雰囲気を壊さず物語を紡いでほしいものです。 できれば、、続編が見えるカタチでね! 時代劇と言う火を絶やさぬタメに。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月11日 17時59分40秒
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