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カテゴリ:ドラマ系の感想
『救え!小さな目撃者 決死の取調』
内容 ある雑居ビルで、 外食チェーン専務・胡桃沢忠行(松田ジロウ)の刺殺体が発見された。 富樫(高橋克典)たち第四係が現場に到着したところ、 富樫は、近くの路上で妙な少年(本川嵐翔)を見かける。アジア系らしいが。。 その直後、現場検証が始まるが、突然、走り出していく富樫。 唖然とする里中(小泉孝太郎)だったが、それは飯沼(内山理名)たちも同じ。 少年がつけていたネックレスと同じモノが、ビルの入り口にあったのだった。 目撃者の可能性がある!! そう感じたのだが、すでに預けていた女性警察官から逃げ出したよう。 付近を探し回り、、、ようやく、少年を発見する。 ただ何を語りかけても、口を閉ざす少年。 一方で、胡桃沢の勤めていた外食チェーン“ベイホールディングス”は、 3年前、社長の篠崎光代(RIKACO)の右腕として専務を務め始めてから、 業績を著しく伸ばしていた。 社長の篠崎の意見を聞かずに進める強引さは、 同時に、恨みを買い、トラブルもあったようで訴訟騒ぎもあった。 そのころ、少年を自宅で預かることにした富樫は、 重松(野添義弘)という密入国ブローカーに接触。 1年前に母親と日本にやってきたタケルという少年と判明する。 母親は、すでに死亡しているらしい。父は日本人らしいが。。。。 ただ品の良い女性と遊んでいたという目撃証言があった。 タケルがもらったプレゼントを見て、 富樫は、篠崎が事件に関わっている可能性を考えはじめるのだった。 同じ頃、大手外食チェーン“町野屋グループ”から 脅迫まがいのことが行われていたことをつかんだ里中は、 会長・立石文彦(岡田正典)から、話を聞こうとするが、 代議士の名を出され門前払い。 そのことで里中は、県警警務部長・前島隆造(村上弘明)から厳重注意。 やがて、篠崎が転落死をしてしまい。被疑者死亡となりかけたが、 タケルの様子から、富樫は、ある違和感に気づき。。。。。。。 敬称略 毎回、里中を罠にはめて欲しい!! とまで言いませんが、 子供を利用するなら、せめて初回の里中くらいまで、 富樫は、真犯人を放って置かなきゃならないんじゃ? いやまぁ、、、子供だから、 色々な抗議があるだろう。。。でも、それが『悪党』じゃないのかな? だって、殺し、、、にまで至らなくても 悪人には、よりいっそうの重い罪を。。。という印象の追い詰め方だったし! ただまあ。子供だから、、、そこは仕方ないかな。 とりあえず。 真犯人に恐喝まがいの行動で口を割らせようとするのは、 今作的には、良かった行為だと思います。 いや、最も重要な部分と言っても良いかもしれません。 あ。別にね。 主人公たちに、悪いことをしろと言っているのではありません。 でもね。 情報収集のために、多少の悪いことを黙認する程度では、 悪事の大小を比較した上で捜査をするという今作らしい『手法』であっても、 どうも、、、『普通すぎる』んですよね。 だからこそ、 たとえ『強引なやり口』であっても、口を割らせたのは良かったと思います。 いや、『強引』だからこそ、良かったと言えるでしょう。 正直。前回程度のことなら、困ってしまっていたところ。 それに 子供を使うのは、ドラマとしては、汚いやり方のひとつではあるが、 悪事の明確化と第四係の行動論理が分かり易くて、悪くはないですね。 最終的に、犯罪者同士が殺し合う。。。ってのも悪くはないオチ。 『悪いこと』をやらなくても、せめて『強引』な部分がなければ、 そこに隠れている、、、ある意味『爽快感』のようなモノも生まれないし、 『悪党』という名前を冠しているドラマである意味もないと思います。 そう。。こう言っちゃなんだけど、 登場する刑事は『優秀』である必要性はなく、 『信念』を持って行動することにこそ、意味があると思います。 場面の切り替わりが多すぎて、少し分かり難い部分もあったが 『悪党』としては、わずかにオモシロ味が出た感じですね。 少なくとも、、これくらいの悪く見えることを。。次回も。。。。そうでないと普通。。。 これまでの感想 事案2 事案1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月05日 08時01分08秒
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