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カテゴリ:ドラマ系の感想
『教師の不登校って何なんだ』
内容 成瀬(江口洋介)が、給食費のことでアイデアをひねり出し 給食がとれる生徒も増え、順調になり始めたのだが、 そんななか、区長が見学する“区長参観”が行われることになる。 脇谷教頭(塩見三省)は、いつものように。..と言うが。。。 どうも顔色が優れない大橋仁(塚本高史)に、桐原(西島秀俊)は声をかけるが、 その翌日から、突然、大橋が無断欠勤をはじめてしまう。 そして2日目。。。。 “大橋先生は、来ないだろう”と教師の不登校だという桐原。 “一度児童から逃げ出した教師は、簡単には復帰できません” 新しい教師を。。と成瀬に進言する脇谷を止めて、 とりあえず、かの子(北乃きい)に大橋クラスの授業を任せた成瀬は、 すぐに、大橋の家へと向かうのだった。 チャイムを鳴らしても出て来ない大橋。 騒ぎを聞きつけた管理人から、鍵を奪い部屋に入ろうとするが、 大橋は扉を開けない。 “元気です。帰って下さい”と成瀬は追い返されてしまうのだった。 そのころ、5年を受け持ったかの子だったが、クラスは大騒ぎ! 事態を知った成瀬は、クラスが一致団結して崩壊していると知る。 桐原、脇谷、かの子から、何とかして欲しいと言われた成瀬は、 自分が受け持つと言い始める。 そして授業が始まると、かの子との時とは違い静まる教室。 騒げと言っても騒がない生徒たち。 ワザと名前を呼んでもプレッシャーを与えても、騒いでいないというばかり が。。。黒板に向かった瞬間、筆入れを落とす翔子(荒川ちか) 手がすべった。。。というが。。。。。 なんとなく生徒によるイジメが原因だと分かったモノの、 さすがの成瀬も、どうして良いか分からなくなってしまう。 それでも、大橋がきっと戻ってくると考える成瀬。 敬称略 お前らが大橋先生のことをどう思っているか知らんよ でもな、今みたいなくだらないことしているお前達と 8ヶ月も向き合った大橋先生をオレは尊敬する。 そして8ヶ月たっても、こんなくだらないことをしているお前達を オレは、心から軽蔑する。 今回は、 生徒からいじめられて不登校になった教師の物語。。。。だろう。。。きっと。 あくまでも“きっと”。。である。 だって、次回が、、、あんな感じだもの。.。。。(苦笑) 毎週のように、クドイほど書いているのだが、 どうも、今作は、 たとえ、生徒が発端の事件で、それが教師の不登校に繋がっていたとしても それ以外のこと。。。それも“奇を衒うこと”をやりたがりますよね。 今回なんて、警察でご厄介だ。 ま。。これまでのお話に比べれば、 大風呂敷を広げるだけ広げている印象はなく、 成瀬が大橋のことだけに向き合っている姿は描かれている。 でもこれは、今回で決着が付かなかったから 大風呂敷を広げている印象が少なくなっているだけのこと。 “次回予告”を見れば分かるように、、、、また、“あんな事”をやろうとする。 教師と生徒、、だけでまとめるならまとめて欲しいところだ。 これ以上、親がどうとか、PTAがどうとか、 それこそ、桐原の過去がどうとか。。。 あまり広げすぎないで欲しいところ。 そうでなければ、結局、ブレを生じてしまうでしょうね。 今回だけ見れば、悪くないだけに、 上手くまとめてね! 最後に、どうしても究極の疑問をヒトコト。 今回は、第4話。 ということは、これまで3つのエピソードを組み込んだことになる。 が、全く変化がないクラス。 これは、良いのかな???? 一度言ったからって、すぐに変化する必要はないし、 結局、子供だし、、群集心理などを考えれば、 まだ大騒ぎしていることに、問題はないと思うのだが。 なんかねぇ。。。。 ドラマの演出として、 無理矢理に騒ぎを作っているようにしか見えないんですよね。 最大の原因は1つだ。 翔子という存在に、他の生徒たちも含めた ボスとしての存在理由が、ハッキリと表現されていないことだ。 特に金持ちだからってことでも無さそうで、 PTAの役員だからってことでも無さそう。 ケンカが強そうってことでも無さそう。 かといって、 ちょっと偉そうなだけで、他の生徒が被害を受けている印象も少なく。 イヤまあ。.これに関しては、全くないワケじゃないが。。。 そこが今作の、問題作りの根本になっているモノだから、 どうもねぇ。。説得力がないんですよね。 いっそ、議員の子供にでもしておきます?(苦笑) そういうプレッシャーのようなモノは、全く見えないけど。。。 キャラが弱い登場人物に、 あまりドラマのポイント部分を持たせてしまうのは、 明らかに間違っていますよね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月06日 22時56分44秒
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