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カテゴリ:ドラマ系の感想
『最終章!!さよなら…ラパンの日々』
内容 泰三(津川雅彦)が、倒れ意識不明に。。。。 病院に駆けつけた美和(貫地谷しほり)と溜(相葉雅紀) 医師(春田純一)によれば、今回は一命を取り留めたが、次は厳しいという。 ショックを受ける美和は、溜に告白する。 1年ほど前に主治医から心臓の病気のことを聞き、 メインバーのチーフバーテンダー探しを必死になっていたと。 そんななか“ラパン”を商社マンの早瀬宏昭(別所哲也)が訪れる。 三橋(光石研)は、早瀬にタバコを勧めようとするが、 数日前から禁煙をしていると断るのだった。。 すると同じカウンターで、 火の着いた葉巻を置いている女性・君島瑠美(佐藤江梨子)を見つけ、 消すようにと伝えるが、葉巻の煙を見ていたいと消すことを拒否。 それを見て、カクテルには香が大事と早瀬は諭すが、聞き入れようとせず。 いつの間にか言い合いになってしまい、 怒った早瀬は、葉巻の火を消して、帰ってしまうのだった。 翌日。開店前に、早瀬が訪れる。 昨夜の行いを恥じて、謝罪するのだった。 すると溜は、カウンターの中に早瀬を招き入れ、 “こちら側から見ると、お客様の本当の顔が見えるときがある” そして。。。ある話を始める。 医師として、必死に治療を続けてきた患者の子供が亡くなった話を。 葉巻を吸わなかった理由は、その子の供養のためだった。 それは昨夜の女性の話。。。。 一方で美和は、ホテルカーディナルで行われるフランスフェアのバーで、 加瀬(竹中直人)はサポートに葛原(金子ノブアキ)を指名したと知る。 そのことを溜に伝えるが、、、、フェアに行くことを拒絶する。 溜は、加瀬の言葉が引っかかったままだった。 “君を、本物のバーテンダーとは、認めない” そんななか、溜から聞いた瑠美の葉巻を持ち“ラパン”を訪れる早瀬。 そこに、瑠美が現れ。。。。。 敬称略 先ず、ヒトコト。 今回を見ていて、何度も時計を確認してしまいました。 というのも。 “最終章”、、、、だよね??? 物語が、前回のように 溜は、加瀬のことを中心に進めていくのかと思っていたら、 なんともまぁ。。。 “通常業務”も、描くんですね!!!! それも前半、、、ほぼ全て使って!!! 何度も、“最終章だよなぁ??”と確認したのは言うまでもありません。 なんか、“ベタな、、大人の恋バナ”だよね?? で、後半は、 全くニオイが違う、、、お話である。 泰三とカーディナル、、、そして加瀬の力。 “中途半端に加瀬さんに会いたくない” なんてことを良いながら、 時間の経過を描き、、それも、恋バナ! その直後、、 “尻込みしてちゃいけない!” って。。。。 なぜ、2つの物語を、無理矢理つなげてきたかなぁ。。。。 実際問題として 泰三のこと、メインバーのこと そして加瀬の言葉だけで十分だよね “自分に足りないものを探す前に 自分がお客様に何を与えることが出来るか 身を削って考えろ 自分の小さな才能に頼らず、痛みに耐え、現実に学べ なのに、最後は、、、ダイススタッキング!? 恋バナ部分の男の覚悟と、溜の覚悟を重ねているのだろうが 自分が覚悟を決めていないのに、客に??? 見ていると、 結局、三橋が、キーになっている印象が強い。 溜に気づかせている。。。 といえば、聞こえは良いのですけどね。。。 三橋が、もっと恋バナに関わってこそ、意味があることで、 関わっていなければ、“気づかせている”とも言えなくなるわけで。。。 ニワトリが先か、卵が先か そのジレンマに陥ってしまっています。 そこまで無理して、物語を膨らませて、繋げる必要ないだろうに。。。 考えてみれば、 今作って、こういう“カタチ”を、よく行いますよね。 だから、溜という存在が分からなくなる。 天才バーテンダーなのか? それとも、悩みを抱えた成長過程のバーテンダーなのか? まさか両者を取って、 才能があり、失敗しないのに、、、悩みを抱えているバーテンダー? 意味分かりません。 どうも、今作は、良いエピと迷走エピの差が激しい作品である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月28日 18時06分29秒
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