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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
ほかの中学をたらい回しにされた札付きのワル・景浦裕也(岡本圭人) その景浦のいるクラス3年B組の担任・坂本金八(武田鉄矢)は、苦悩していた。 授業の妨害、サボり、カツアゲ、、、 どれだけ説得しても、話を聞かない。 景浦の母も、、、あまり、気にしていないようで、困り果てていた。 そんななか、娘・乙女(星野真里)の結婚式が開かれる。 群馬の中学校で教師をする息子・幸作(佐野泰臣)や 多くの“恩師”達に囲まれた式で、、、思わぬ一報が入ってくる。 3Bの教室が放火された。。。。。 愕然とする金八。その現場から去って行く景浦。 限界なのか。。。。 そして再び起こす問題行動。 ついに理科教師・香坂保(加藤虎ノ介)を殴ってしまったのだ。。。。 その心労がたたったこともアリ、倒れてしまう金八。 ストレスによる狭心症と診断され、入院を余儀なくされる。 入院中、、、同じ病室に、、偶然、かつての教え子・加藤優(直江喜一)がいた。 30年ほど前、荒れていた加藤を更生させた金八。 いまは、新潟で会社を経営しているという。 そして少年院から出た少年たちを受け入れる仕事をしているらしい。 これはもしかしたら、。。。。。 退院後、金八は、新潟にいた。 事情を加藤に伝える金八だったが、逆に諭されてしまう。 “オレの知っている金八先生は、何があっても見捨てない” それは、自分自身が見失っていた“何か”を元教え子に教えられた瞬間だった。 新年早々、職員室では 桜中学でも手に負えない景浦を放り出すことが提案されていた。 だが、金八は熱く語り始める。かつてあったことを引き合いに出して。 それでも、反発を受ける金八であったが、 金八は、今度は退かなかった。 “生徒と向き合うのに新しいも古いもありません!!” と、、、ほかの生徒たちの“無関心”も指摘する。 その思いに、ほかの教師たちも応え始め、 景浦の高校入試の補習授業をはじめる。。。。。。 敬称略 ↑かなりシンプル!!4時間なのに!! 公式HP http://www.tbs.co.jp/kinpachi/ 今回は、、 “ワル”というレッテルを貼られたひとりの少年に関わる金八。 そのレッテルがあるがゆえ、分解状態の3年B組 金八は、全員を卒業させることは出来るのか??? っていう感じだ。 まあ。。。“金八”的には、ベタなお話ですが、 “ファイナル”ということもあり、 豪華ゲストが、、、わんさか! ストーリーには、ほとんど関係ないんだけどね! でも、“思い出話”を視聴者に提示し、 金八自身が見失いかけていた自信を取り戻すお話。。 特に、加藤優の部分は、“その後”も分かり、秀逸でしたね。 そこからの“繋がり”は、 さすがに、強引だったけど、同期に“拡声器”もいますし。。。(笑) みんな知っていても、おかしくありません! ということで、 悪くない登場のさせ方でしたし! 気になったのは、 まさか“孫”が、、桜中学。。。というあの方たち! と 金八が定年で、、乾先生は? それくらいでしょうか 全体としてベタなお話でしたね。 “社会には価値観が合わない人はたくさんいます 自分と同じ人間というのは、広い世界にひとりもいないんです 人間は、嫌でも人間と一緒に生きていくしかないんです 今きみたちがやろうとしているのは、小さな戦争につながる心。 排除する方も、される方も決して幸せにならない 悪は、どこにありますか? 悪は、皆さん方の心の中に悪はあるんです 他人の悪を批判するというなら、 自分の悪をシッカリ見つめ認識しなさい それが悪を批判すると言うコトです” (一部省略) いつだったかの、焼き直しに近いですが、 金八の真理は変わらないのでしょうね。 最後の最後は、ホントに大団円。 景浦曰く、、、“おじさん、おばさん”が、、出演ですね。 “みんなの言うとおりだった。先生は、いつも俺の味方だった” この言葉だけで、十分に、坂本金八が、表現されています。 っていうか、、、10:20で、、、 “出欠を取りたい”っって、、、なんて無茶な(笑) でも、スゴイよね。 映像を見て、“時代”が見える! それに想像していた以上に覚えているもので、 やっぱり、キャラがシッカリ立っているからなのでしょうね 最後の最後は、 『私はきみたちのおかげで、金八先生である事が出来ました。 ほんとうに、どうもありがとう。 最後の、諸君らに贈る言葉だ。 どうかお願いです 一隅を照らす者になってください 一隅を照らす者は、この国の宝です。 街の片隅にいても、自分のいる場所 明々と照らす人でいて下さい 死んだ母親の口癖でした。 なんでも包めるって。 どうか、人を包んであげられる優しい人になって下さい。 今日このとき、この時間、この場所が、私のゴールです どうか、私のゴールを、みなさんのスタートラインにして下さい。 私の終わりが、みなさんの始まりになりますよう。 心より祈っています。』 。 最後に、どうしてもヒトコト。 さすがにSPと言うこともあり、 かなり拙速な印象はあったが、“らしさ”は描かれたと言っても良いだろう。 でもね。 本音を言えば。 2クールくらいで、シッカリ描き込まれたモノを見たかった!!! だって、、“最後”だったら、okだったんじゃ? “渡る世間”は、、、1年なのに。。。。 にしても、、、長かったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月27日 23時03分28秒
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