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2011年07月17日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『秀勝の遺言』

内容
女の子を出産した江(上野樹里)
喜びもつかの間、夫・秀勝(AKIRA)の死の報を受ける。
北政所(大竹しのぶ)に、“完・さだ”と名付けられても、
笑顔となることも出来ず、我が子を素直に抱けぬ日々が続いていた。
“抱けぬ。秀勝様と2人で抱きたかった”と。。。

弟・秀勝の死に兄・秀次(北村有起哉)もまた、
秀吉(岸谷五朗)への恨みを江に告げていた。。。。。。“許さぬ”と。

同じ頃、江戸では秀忠(向井理)も苦戦を聞き、秀吉の行為をあざ笑っていたが
秀勝の死を知り、少なからずショックを受けていた。

そんな折、初(水川あさみ)が江のもとを訪れる。

敬称略


なんか見ていると。

全く存在しないわけでは無いが、秀吉&茶々のような丁寧さが皆無で、
秀勝への愛情表現が、ほとんど存在しない“今作”の江。。。ですので。

秀勝が嫌いだから、子を抱けないのでは?
もしかしたら、実は、、、手込めに。。。以下自粛。。。

そんな印象を受けてしまったのは言うまでもありません。


本来は、鶴松の死からの流れで、この出産と、秀勝の死を丁寧に描いていれば
ここまでの歪みすぎている印象にはならなかっただろうが、

思い出せば、、、、ココ数回で一番印象が強いのは
利休の切腹のことで奔走する江。。。と言うエピソードだ


そう。
今作は、盛り上げる部分を間違っているのだ。

もうブレテいるという印象では無い、間違っていると断言しても良いだろう



で。
そんな散々な描き方で、前回は、なんとなくホームドラマ。
今回は、初だけでなく、龍子、ガラシャ。。。。と

いろいろと女性陣を混ぜ込もうとするのだが、
違和感が邪魔をしてしまい、どうにもならない。

江「敬うことが出来る夫がいる、それがうらやましい」
そんなコトいまさら言われても、

先に書いたように、秀勝との違和感があるため

江。。。なぜ、そう言うコトが言えるんだ?。。。。そんな感じ。


正直すでに、そんな状態なのに
この期に及んで、忠興のことを描き、ガラシャを描く。
そのうえキリシタンのことが、どうのこうのと。。。。そんなことまで描く。

それ、必要か????????

ガラシャ「おのれの強さを信じる」

意味分からん!!!



ホント究極的に意味が分からないのは、
そんな“赤の他人”とのやりとりを描くくらいならば、

ドラマなのだから、茶々、、、淀殿を登場させるだけで十分!!!

どっかにいるなんていう、初のファンタジーなんて、どうだって良い!!!

それなのに、
淀登場後も、、、“自分もひとりで苦しんだ”という言葉を淀に話をさせ、
“江ひとりの闘い”という単語で、誤魔化すな!!

“そなたたちがいくら慰めてくれても”。。。。って、慰めたのか江、初???


希望だとか、強さだとか、闘いだとか。。。。セリフ先行で、

それで、
心配して慰めていると言われても、意味不明である。

そのうえ、、、遺言!?

それもまた、、セリフ先行で作りすぎの印象だ。

ドラマを魅せて欲しい。俳優の演技を魅せて欲しい。
実際、江の行動も、ただ涙をこぼしているだけだし。

手、指先、視線。。。。

一挙手一投足。。。すべてが演技。。。登場人物の心でしょ?

顔だけのアップなんて、どうでも良いから!!!



それにしても、なぜもっと、
江&秀勝のやりとりを、丁寧に描かなかったんだ??

そうすれば、ここまでの印象にはならなかっただろうに



次回アタリから、
今作のやり方からすれば、戦いを描き、江を政治に無理矢理絡ませながら、
秀吉、淀、、、そして秀頼。
その流れから、秀次でも、江のドラマにはあり得ないほど丁寧に描くのだろうが、

もう主人公の江だけで良いですから!!!



ってか、30分過ぎに、もう立ち直っている江。
すでに政治に。。。。。クビ突っ込んでるし。

くだらぬ物語、演出も始まっているし。

やっぱ、秀勝、、、どうでも良かったんじゃ?


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最終更新日  2011年07月17日 18時42分22秒
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