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カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺意の赤いライン』 内容 人気アイドル・神崎翔(水谷百輔)のマネージャー・三原里美(河合美智子)が、 絞殺体で発見される。 早瀬川(原沙知絵)によると、全身に打撲痕。 暴行を加えられた痕跡があり怨恨の可能性があった。 また、索条痕に黒い付着物。。右手には赤い塗料が発見される。 青柳(吹越満)が、里美のスケジュール帳をコピーし、 その情報から、明華女学院に度々行っていたと分かる 青柳が矢沢(田口浩正)とともに、、、学校へと向かったところ、思わぬ事実が! 娘・結衣(松岡茉優)が通っていた名門の明華女学院では、 母である里美は、モンスターペアレントとして有名だったという。 担任の工藤秀一(遠山悠介)に対し送り迎えを命じるなど、 工藤だけでなく、学校もかなり参っていたようだった。 一方で、加納(渡瀬恒彦)浅輪(井ノ原快彦)の聞き込みにより、 里美が翔ともめていたという目撃情報があがる。 事務所社長・佐倉武史(佐渡稔)によれば、“ケンカはいつものこと”だという。 すると里美には敵が多かったと証言を始める佐倉。 翔を売り出すためとはいえ、突然、スタッフのクビを切ったりと、 恨みを買うことが多かったらしい。 最近、解雇されたスタッフの話では、 翔とアイドルの星川彩(菊地亜美)がつき合っていると知った里美は、 強引に別れさせようとしていたと言うことだった。 そんな折、索条痕の黒い付着物が、鉛筆の芯と判明する。 そして赤い塗料は、赤いペン。。。。 佐倉社長の娘・夕子(菊地美香)の脚本を訂正などをしていたようだった。 と同時に、事件の日の夜。翔と彩がタクシーを呼び不審な行動を。。。。 やがて工藤の母・時子(立石凉子)が。。。。。 敬称略 きっと、、、、 親の思い、子の思い。 そういうのを重ねているのだ。 そこは間違いない。 ただ。..今回のお話。 明らかに、アレも、これもと盛り込みすぎ。 ミスリードをしているつもりが、ただただ無駄な回り道をしているだけ。 そのうえ、最後の最後は、後出しジャンケン気味の事件解決となってしまい、 結果的に、親子の思いという物語の肝の部分までも、 中途半端な描き方となってしまっている。 そのためオモシロ味が、ほとんど感じられない印象だ。 実際問題として、ミスリードとなっていない主因は情報量の多さだ。 情報量が多すぎることで、 それらのネタを全て消化しなければならないため ただただ、時間が、その消化にだけ費やされてしまっている。 そのため物語として、ドラマが描かれることがなくなり 順序良く、物語を描いているだけ。 本来ミスリードは、“順序良くではない”ことが、、ミスリードなのだ。 ここまで、ただ並べただけになると、 ドラマにオモシロ味が生まれてこないのも、当たり前である。 それこそ、工藤の母、彩、、、など、完全に無駄話。 この部分には主題がないのは、 工藤と翔自身が、里美の娘の思いや、里美の思いに 理解を示した時点で、意味が全く無いのである。 そこまでして、ツギハギにして、チグハグにする必要無いと思います。 それこそ、娘と翔。。。そして、社長の娘ではなく、ただの脚本家。 それだけで十分に成立するお話である。 重ねたからと言って、決して良いわけでは無いことを 今作は、自ら証明してしまった感があります。 ま。。。今シーズンは、ずっとこんな感じだけどね。 こういうことするから、 登場人物のキャラだって、あまり立っている印象が無いんだよね。 ほんとは、そのキャラこそが、今作の最も重要な部分なのに。。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/3398dbca58a270a798aa09bfa569a1cb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月31日 22時04分36秒
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