レベル999のマニアな講義

『大野智主演！！…あの“謎解き”の東川篤哉傑作ミステリーが遂にドラマ化！！
　突然あの娘に誘拐を頼まれた！？』

内容
スーパーヒーローになりたい！
それが子供の頃の夢だった樽井翔太郎（大野智）
が、、、山口から上京７年。
ヒーロー。。ではなく、、ヒーローショーの怪人役。。。。にしかなれず
ある日、つい、、ヒーロー（竹中直人）を別の怪人（田中圭）がのしてしまい、
それを見た翔太郎が、介抱を。。。。。
怪人のまさかの行動に、翔太郎は支配人（生瀬勝久）からクビを言い渡される。
もともと、不満が有ったこともあって、仕事探しを始めるが
喫茶店マスター（田中要次）ラーメン店親父（宇梶剛士）
そして雑貨屋店長（佐々木すみ江）から、、、ダメと言われ。
住んでいるアパートも追い出され、
どうにもならず、高校の先輩・甲本一樹（佐藤隆太）を頼ることに。

いい加減にしろと、甲本から注意を受けるが、
石焼き芋屋の屋台を任されることになる翔太郎。
が。。。そんなとき、１人の女性（新垣結衣）が駆け寄ってきて
「助けてください！」と言われてしまう。
とっさに、車の中に匿ったところ、
そこに花園一家の黒木剛史（高嶋政宏）白石浩太（安田章大）が現れる。
まさか、、、追われている相手は、花園一家！？と思いつつも
やきうもを手渡すと、２人は帰っていく。
翔太郎が女性から話を聞くと、、、名前は花園絵里香！？
花園一家の親分・花園周五郎（北大路欣也）の娘だった！！！
追ってきたのは、絵里香を守る舎弟だという。

事情を知った翔太郎は、絵里香に帰るよう促すのだが、
「どうしても行きたいところがある」と言われてしまう。
仕方なく病院へと送ることにした翔太郎。
焼きいもをとられてしまうトラブルに巻き込まれるが、
文句だけは言ってやろうと待っていたが、、、落ち込んで帰ってくる絵里香。
病気の妹・荒井詩緒里（久家心）を見舞うためにやってきたと言うが、
面会者雑で会えなかったらしい。
父の２番目の妻である母・真由子（横山めぐみ）が、離婚後に再婚し生まれた異父姉妹。
しかし母が父・周五郎から疎まれているため、会うことも出来ず、
ようやく逃げ出して来たと分かってくる。
妹・詩緒里の病気は重く、早く手術しなければならないのだが金が無いという。
話を聞いた翔太郎は、
「金は無いけど、力になれることがあったら手伝う」と伝えたところ。

「じゃあ。私を誘拐してください！」
と絵里香に言われてしまうのだった。
出来るわけが無いとは思いつつ、翔太郎は甲本に協力を求めることに。
さすがに上手くいかないだろうと尻込みをする甲本と翔太郎。
が、
「私が帰って２人の事を話せば、ただじゃ済まない」と脅されてしまい、
追いつめられてしまう２人。

そのころ、周五郎の長女・皐月（貫地谷しほり）は、
花園一家の将来のためＮｏ．２の高沢裕也（要潤）との結婚を考えつつ、
Ｎｏ．３の山部勢司（成宮寛貴）から、妙な話を聞いていた。
舎弟の平戸修平（木村了）が、縄張りに出回っているニセ札を調べたところ、
プロが関わっていると思われる精巧なモノだと判明。
最近羽振りが良い“竹村印刷”の竹村謙二郎（渡辺いっけい）が怪しいという。
すぐに皐月は、山部を連れて竹村のもとへ向かうが、逃げられてしまう。

朝になり、なぜか、甲本がやる気になっていることに驚く翔太郎。
ファミレスで一晩考えた末、犯罪にはならないコトに気づいたという。
そしていきなり、“台本”を手渡された翔太郎は周五郎に電話をかけるが、
大声で怒鳴られてしまい、ひるんでしまう。
それでも、甲本と絵里香と協力し、なんとか身代金３０００万の要求に成功！
身代金受け渡しのために、甲本は船“梵天丸”を用意。

一方、周五郎は、事件を皐月たちに伝えつつ、準備を進めていた。
皐月は、山部らと準備を進めていたのだが、
父が、ライバル“安川興業”の安川忠雄（高橋克実）から金を借りたと知り、
驚きを隠せなかった。
“絵里香を救うことが先決”だというが。。。。


その後、甲本がアイデアを絞り、なんとか金の奪取に成功。
が。。。翌朝。。。姿を消す甲本。
そのうえ、“梵天丸”には、高沢の死体が！！
気がつくと、
絵里香も良く知る皐月の幼なじみの刑事・竜川潤子（山口紗弥加）の姿が！！



敬称略


↑もう、どこまで書いて良いのか分からない。でもこれで４割強。


公式ＨＰ
http://www.fujitv.co.jp/yukai/index.html



原作は、当然未読。

昨年放送の、、、『謎解きは。。。。』と同じ原作者だそうだ。


内容自体は、

ひょんな事で出会った女性のせいで、
誘拐事件に巻き込まれてしまうひとりの青年。
妹を救いたいための狂言誘拐。。。だったのだが。。。。

って感じだ。


ちょっとしたミステリーですね。

コメディ、、、とまでは言いませんが、コミカル。。程度かな。
ミステリーの微妙な緊張感と人情味のほうが勝っている感じですね。

古家和尚さん佐藤祐市さんが、このあたりは、上手く料理している印象である。


それに“好み”の部分もありますが、
キャスティングも結構いい感じだったと思いますし、
それが上手くハマって、脚本を引き立てている感じですね。

ミステリーとしても、一転二転させるなど
若干、先が見えてはいるが、オモシロ味は有ったと思います。

ってか、、、これがｏｋなら、
もう少し『謎解き。。。』も、ナントカできたんじゃ？

なんていう疑問も出てきますけどね（苦笑）



ま、、、個人的には、

原作が無いので、どうにもならないだろうが、

このキャスティングで、
連ドラ。。。それもホームドラマを作っても受けるんじゃ？
それも、２クール！

という印象がいちばん強いかな。

無理かなぁ。。。。１クールでも良いんだけど。。。

ミステリーで無くても、
色々と描ける要素あると思いますけどね。


しっかし、、、ラストは、、、バケモノかぁ（笑）
良いオチですね。




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