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カテゴリ:ドラマ系の感想
『大ベストセラー解禁!!
泥棒が双子のパパに!?笑える!泣ける!ニセモノ親子の本物の絆…!!』 内容 巷で“怪盗キング”と呼ばれる“俺”(上川隆也)は、 とある研究所に潜入。依頼の品物をゲット! もちろん駆けつけた脇坂信之助(渡辺いっけい)と桜庭正義(松森庄汰)刑事を まいて帰って行く。。。ついでに、研究動物も解放して。。。。 実はやさしい“俺”である。 柳瀬法律事務所に帰り、弁護士の柳瀬豪造(伊東四朗)からギャラをもらう俺。 すると事務所の秋山ナオ(平山あや)から、 週刊誌を見せられ“正義の味方”と揶揄されてしまう。 そう。。。持ち出した資料により、研究所のデータねつ造が発覚しただけでなく、 残酷な動物実験まで露呈していたのだ。 そんななか、柳瀬から、新しい依頼を受ける。 ダイエットのサプリをマルチ商法で売って荒稼ぎの井口雅子。 人を騙しては逃げてばかりで、捕まらないという。 今は新興住宅地に潜伏しているらしく、なんとか潜入してダイヤを盗んでこい。 相手は民間人だからチョロいだろ、、、、、というが、 いざ、家に行ってみると、監視カメラだらけ。 そのうえ、柳瀬が言うような厚化粧の女も居ない。。。 辺りが暗くなっても監視を続けていたところ、足を滑らせてしまい。。。。。 気がつくと同じ顔の子供が2人!? それが俺と双子の宗野直(渋谷龍生)と哲(渋谷樹生)兄弟との出会いだった。 どうやら、気を失っているウチに双子に助けられたようだ。 するといきなり、 「おじさん、泥棒でしょ?」 と同時に言われてしまい、面食らってしまう。 慌てて家を出ていこうとすると、安心しろという双子。 なんと、両親に捨てられてしまったのだというのだ。 そうこうするうちに、妙な女(小西真奈美)が、家にやって来る。 双子が応対しているウチに逃げようとするのだが、 女に見つかってしまい、大騒ぎに! 双子が、、、「僕らのパパだよ!」と言ってくれて助けられてしまう。 女は、灘尾礼子という名で、2人の担任のようだ。 引っ越したばかりの双子が気になって、忘れものを届けにやって来たという。 その後、礼子は帰っていき、なんとか難を逃れた俺であったが、 帰ろうとすると、引き止められてしまう。 「おじさん、怪盗キングでしょ」 見せられたのは、無数の写真。。。。無様な俺の姿だった 双子に脅迫された俺は、逃げることも出来ず。 雅子の情報入手も兼ね、潜入すると柳瀬に連絡を入れるしかなかった。 翌朝、双子と朝食をとり、ゴミを捨てに出た俺は、 双子を知る女(須藤理彩)に声をかけられてしまう。 双子から“パパ”と紹介され、女が近所に住む脇坂芳江だとわかるが、 思わぬ事実を知ってしまう。。。芳江の夫は、、、脇坂刑事だった!! 信じられない状況に置かれてしまった俺だったが、 双子と親子ごっこをしながら、雅子の調査を続ける。 しかしどれだけ監視しても、情報のような派手な女ではなく 地味な女(李千鶴)が出入りしているだけ。 これ以上こんな事を続けても意味がないと、双子の家から逃げようとするが、 双子を不憫に感じてしまったのが運の尽き。 その次の日も、親子ごっこを続けてしまうのだった。 が。。。調査中、思わぬものを雅子の家に見つけた俺だったのだが、 “帰宅”すると、、、柳瀬にナオの姿まで!!! 「今夜中にかたをつける」と、柳瀬に伝え。。。。。。 ついに事件解決。 双子の家から去って行く俺。。。。 しかし、 双子が矢城久子校長(萬田久子)のカバンを盗んだ疑いをかけられてしまう。 礼子先生から連絡を受けた俺だったが。。。。。双子に嘘をつかれて。。。。 一方、双子は、同級生の美鈴をかばい、 美鈴の母・佐織(佐藤仁美)探しまで始めていた。 敬称略 公式HP http://www.tbs.co.jp/stepfather/ 原作は、当然未読。 ここ数年、 『パナソニックドラマシアター』枠では、 “ハンチョウ”と“水戸黄門”の交互放送を続けていましたので、 久々の新作である。 それも、ミステリー要素のあるホームドラマ!! お話の方は、 泥棒が、ひょんな事から、双子の父親に!? なんていう感じのミステリー風、ホームコメディのようである。 ま。。。言ってみれば、主人公は“義賊”ですので 同種の作品だと言っても過言ではありませんけどね。 今回にしても、 一捻りあったモノの、勧善懲悪モノに仕上がっています。 ホームドラマだと思っていて、そこまで集中していなかったので 捻り方も、なかなか良い感じで、 あ。。。そういや、ネタフリしてたよなぁ。。。と感心してしまいました。 原作をどこまで使っているか知りませんが、 サスガ宮部みゆきさん!。。。って感じかな。 その一方で、ホームドラマとしても、 少し強引な部分もありますが、悪くありません。 ベタなのも、この枠ならokでしょう。 子供も登場しますしね。シュールよりも良いです。 さて。。。ここまでは、前半の感想である。 そうなのだ。 今回は、初回2時間スペシャルということで、 登場人物の紹介話に、物語のカタチまで表現しているモノだから ホントにてんこ盛り!! ですが。好感を持てたのは、前後編で、シッカリ分けてきたことでしょう。 後半は、また別のお話になっていますが。 このテレビ局の定番の無茶した2時間スペシャルよりも 今回のように分割している方が、見易くて良いですね。 やはり、 基本的に1時間ドラマを2時間にすることは無理があるのである。 2時間で完成している作品を初回に見てしまうと どうしても期待してしまうのが人情。 でも2時間でカタチになっている物を1時間にするのは不可能なんですよね。 だから、ほぼ確実に、裏切られた気持ちになってしまうモノです。 が。今作は 思い切って前後半に分割してしまった。 ほんとにかなり思い切った手法ですが、2本立てと考えれば カタチが分かるだけに、次回からも素直に見ることが出来るのである。 “好み”という部分はあるでしょうが、 初回としては、悪くないスタートを切ったと思います。 ただし。。。。ニオイがねぇ。。。 前後半で、ニオイが違いすぎるのは、ホントに気になったところですね。 一応、“これから”を考えてのネタフリだろうが、 なんか、少し強引だったね。 人情モノとしては、良い感じなんだけどね。 良い雰囲気であるのは確かですが、 ここで、こういう作風も入れてしまうと、両立が出来るのか?という疑問が!! 実際、前半は、先生がほとんど登場せず 後半は、その逆で、俺の登場が少なく。。。 これは、どっちがメインなんだろ。 人情モノ?それとも義賊モノ? 泥棒であることが消えてしまうと、ホントに意味がなくなると思うのですが。 最後にどうでも良いことを。 伊東四朗さん、上川隆也さん。。。。大河と両立って可能なの?? ま、、、考えてみれば、この放送後の“十津川”には、 伊東四朗さん、渡辺いっけいさんも出演だが。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/e27e96e37d8d1f5dd7b39aaa4f719ef1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月10日 18時01分03秒
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