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カテゴリ:ドラマ系の感想
NHK高地放送局開局80周年記念ドラマ『カゲロウの羽』
内容 楠木小夜子(あらいすみれ)は、小学校で非常勤の栄養士をしながら、 仁淀川近くで和紙工房を営む父・弦之助(石橋蓮司)を手伝っていた。 ある日のこと、 村の郵便局長の妻・村山敏子(角替和枝)からお見合いを勧められる。 相手は、香川の離島で診療医をする崎岡直也(槌谷大作) “このままで良い”という小夜子だったが、 その崎岡に晴(込江海翔)という息子がいると知り、少し興味を抱く。 幼いころに母を亡くしたらしい。 それは、幼いころの小夜子(梶原妃菜子)と重なっていた。 あるヒトコトで母の死を背負ってしまった、30年前のあの日の自分と。 敏子に押し切られるカタチで崎岡とのお見合いに挑む小夜子。 晴も同席し、物怖じする様子が気に掛かる小夜子だったが、 お見合いとしては、順調に進んでいた。 が、、そのとき、崎岡に急患の知らせが入り、急きょ崎岡は帰ることに。 崎岡は、息子・晴に知り合いのもとでいるようにと伝えるのだが、 それを聞いた小夜子は、いてもたってもいられず、 晴を預かると申し出るのだった。 小夜子、職人気質の無口な父。。。そして無口な晴。 奇妙な3人暮らしが始まる。。。。 敬称略 公式HP http://www.nhk.or.jp/kochi/kagerou/ 『猫弁』の大山淳子さんの作品。 4月には、、某局でドラマ化されますね。。。 内容としては 母を亡くしたトラウマを背負い続けた主人公が、 お見合いで出会った無口な少年に何かを感じ、 やがて。。。。。 って感じのお話である。 極端な話。 主人公が殻を破るお話なので、特にお見合いである必要も無く、 栄養士である必要も無く、 父との関わりと、ちょっとしたことで十分なわけなのだが、 まあ。。。それはそれ。 殻を破り。。。。新しい人生を。。と考えれば、 こういう展開もまた、1つのカタチであろう。 そこはともかくとして 父との関係。そしてトラウマ。 幼い少年との関わり。。。。など、 時間は短いながらも、かなり丁寧に描かれている。 映像などが美しく、ネタも悪くないだけに、 もう少しシンプルで、 そして、あと、30分あれば、印象は違ったかも知れません。 丁寧さは見えても、物足りなさも感じてしまいました。 主人公のことを描いているのか、父とのことを描いているのか そういう部分でも、微妙にぶれていましたしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月25日 22時27分41秒
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