レベル999のマニアな講義

『そこからの眺め』

内容
ついに清盛（松山ケンイチ）の娘・徳子（二階堂ふみ）と
高倉帝（千葉雄大）の間に皇子が誕生した。
それを機に、後白河法皇（松田翔太）の力を封じ込めようと、
院の“警固”を平家一門に命じるのだが、
嫡男・重盛（窪田正孝）の猛反対にあってしまうのだった。
そして重盛は、清盛と法皇の板挟みの心労で床に伏してしまう。

そんななか、厳島詣で清盛が京を離れた矢先、
藤原摂関家の基実に嫁いでいた娘・盛子（八木のぞみ）が病死。
それを受け法皇は、基実の弟・基房（細川茂樹）と手を組み、
盛子が継いでいた摂関家の所領を没収する。

一方で、先が長くないと悟った重盛は、弟・宗盛（石黒英雄）らに
協力して父・清盛を支えていくようにと告げるが。。。

その矢先、重盛を見舞った法皇は。。。。

敬称略



ついに。。。。なのである。

ホントの意味で、崩壊の始まりですね。

登るところまで登り詰めた。。。ってことである。


過去のやりとりと重ねてくるなど、
こういうところは、作者らしさが見受けられる部分。

まあ。。。その一方で、重盛と弟、息子たちとのやりとりは、
ちょっと強引だったけどね。

ここだけは、もったいない。

とはいえ、かなり良い感じで、色々なことを描いたと思います。


ただし。個人的に不満が有るとすれば、
前回今回を上手くまとめて、重盛の死まで描いていた方が、良かったカモね。

前回は、源氏のやりとりが混ざったので、
今回にずれてしまった。。。って感じかな。

連ドラなので、ある程度仕方ないし、
繋がりが見えるので悪くは無いが

重盛の死は、ドラマとして“かなり大きなイベント”だったと思うのだ。

実際、後半は、色々な意味で盛り上がっている。

いままでも
どうでも良いキャラの退場劇に、無駄に時間を割いたのだから、

せめて、重盛の退場だけは、もっと丁寧にシッカリ描いて欲しかったかな。


清盛の行動も重要だけど、重盛の退場劇も同じくらい大切だったと思います。

時間が無かった。。。。ということかな。


ほんとに、良い感じで盛り上がっている今作であるが。

微妙に急いでいる感じがしますよね。

連ドラとしてのネタフリ云々もあるが、
現実的に、時間が無くなってしまったのでしょう。




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