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カテゴリ:ドラマ系の感想
『二重の密室-覚えていたい絆と涙
「二重の密室殺人!鍵のかかった絆と涙! 内容 鍵をかけ、引き出しも元に戻して去るという同じ手口の窃盗事件が発生していた。 一週間で80件発生している事件のうち23件が同じ手口。 同じ道沿いで発生していた。そのため、発見が遅れるという状態。 捜査を始めた萩尾(高橋克実)と秋穂(榮倉奈々) 萩尾は、被害者に左利きの人がいるかどうかを、なぜか尋ねていた。 そこで萩尾は、捜査本部を立ち上げを決断する。 そんななか、レストランオーナーの樋口守が撲殺される事件が発生する。 捜査一課の菅井(設楽統)が第一発見者の妻・絢子(舟木幸)から話を聞くと。 丁度、妻・絢子が社員旅行で外出中で、 帰宅後、様子がおかしいコトに気づき調べていたところ、 ワインセラーの中で、夫の死体を見つけたのだった。 自宅の鍵だけで無く、ワインセラーの鍵も施錠され、二重の密室状態。 残されていたワインセラーの鍵が年代物のため、意見を求められた萩尾は、 今の窃盗犯に技術を持っている者はいないだろうと伝える。 一方、萩尾は、渋谷山手署の桑名(中村靖日)に 前科者リストなどから鍵を開ける技術のある人物と左利きを調べてもらうと、 金ヶ谷雅人(忍成修吾)が、浮上する。 その後、萩尾は、被害者が届けている盗難届などから、 闇に流れる直前の物品の確保に成功する。 だが、そのなかに。。。ひとつだけ届けが出ていないネックレスがあった。 違和感を感じる萩尾。 窃盗事件が行われた地域で、一件だけ調べていない一軒家が存在した。 そこで秋穂とともに、訪ねてみたところ。。。。。 菅井達が担当する殺人事件が発生していた現場だった。 現場を確認した萩尾は、つぶやく。。。。「密室が余計だ」と やがて金ヶ谷の身柄が確保されるのだが、 確証は無いが、殺人事件は金ヶ谷の仕業では無いと田端(角野卓造)に伝える。 窃盗のプロは逃げる事を優先するため、密室を作ることは有り得ないと。 その後、口を割らない金ヶ谷を調べると、 刑務所で、錠前破りのプロ“躾の源治”こと真田源治に接触していた可能性が! しかし2年前に、源治は亡くなっていた。 大吉(泉谷しげる)の話で、妻・喜代(草村礼子)が存命と分かり。。。 敬称略 今回は、武田有起さん 森下直さんだけでは、無いんですね!! 今回の話の内容云々よりも、その部分に、一番驚いてしまった。 お話自体は、今作の“らしさ”は見えているし、 登場人物も、それなりに立っているので、問題は無い。 ただね 初回、第2回と同じくらい、秋穂を前に出さなきゃ中途半端。 ってのもあるんですけどね。 そこが、基本線では無いと言う判断かも知れませんが、 もう少し、盛り込んだ方が、良かったでしょう。 じゃないと、いる意味ありませんから!! そのあたりは、横に置いておくとすれば、 まあ、、、この枠的に、悪くは無いとは思います。 それにしても 秋穂の寮シーンと萩尾の妻シーン。。。。は、余計じゃ??(苦笑) 実際、 無関係というわけでは無いが、この程度なら、 解決部分で、テキトーにセリフに盛り込むだけで十分なのである。 それ以外もある。 何度も食事や飲みシーンを盛り込んでいること。 これも、前述の余計だと思われるシーンと同じなんですよね。 ただし、これは前述のシーンよりは、まだマシ。 ドラマの転換点などで行われる定番と言って良い手法なのだ。 そう考えれば、それなりに納得は出来ますが、 ここで違和感があるのは、 たとえ、秘密主義の萩尾だとしても、 捜査本部、捜査3課には、知った顔しかいないのだから 無理して、別のシーンで行う必要性が無いのである。 それを強引に盛り込んでしまっているのだ。 そのため、テンポが悪くなってしまっている。 たしかに、連続事件が起きているとしても、 大きなメインの事件は1つなので、本来は、悪くなるわけが無いのだ。 他のドラマでは、同じコトを行っても、違和感は発生しにくい。 しかし今作は、 2つの“課”を別々で描いているので、 1つの事件を追っているにもかかわらず、 2つの捜査をリンクさせずに描いているのだ。 そのせいで、発生しない違和感が発生してしまっている。 もしかしたら、このあたりが今作の問題点かも知れませんね。 上手くやれば“魅力”になるのでしょうけどね。 描く配分と、流れを切らない工夫が必要でしょう。 ネタ自体は、悪くないのになぁ。。。。 内容からして あくまでも、3課がメインなのだから、そういう風にやってくれないかな。 始まったばかりのシリーズで、今の状態は厳しいと思います。 これが、第2シーズンくらいなら、納得出来ているんですけどね。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/89490cfb9c65f36484a40b38372a3ecc お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月29日 20時53分37秒
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