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カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺人美容室』 内容 有名美容室のアーティスト西森飛鳥(神楽坂恵)の遺体が、 新規開店準備中の美容室内で見つかる。 小宮山(羽田美智子)たちが駆けつけ、捜査を始めるが、 その場には、加納係長(渡瀬恒彦)青柳(吹越満)の姿は無かった。 そのころ加納と青柳は、刑事部長の三島昇(江藤潤)に呼び出され、 青柳の恋人・妙子(遠藤久美子)のことを問い正されていた。 覚醒剤常習者と交際していることを問題視。 すでに更正していることなどを加納が説明しても、不適切だという三島。 すると青柳は、刑事を辞めると告げるのだが、それを加納は押しとどめる。 しかし、もしもの場合は、加納が責任をとると言うことになるが。。。。 そんななか、事件当日、飛鳥がエステ会社社長の山下紗登美(国生さゆり)と 食事をしていたことを青柳と矢沢(田口浩正)は、つかむ。 一方、飛鳥が勤めている美容室店長・田所邦夫の話では、 独立は痛手ではあるが、喜んで送り出すつもりだったという。 小宮山と村瀬(津田寛治)は、飛鳥の顧客名簿の中に、妙子の名前を見つける。 同じ頃、加納と浅輪(井ノ原快彦)は、飛鳥がルームシェアをしていると分かり。 その部屋を訪ね、ルームメイトから話を聞いていた。 ファッション誌の編集の榎本勝 イタリアンレストラン勤務の塚田敏明(土屋裕一) ファッションモデルの四宮知世(高橋メアリージュン) それぞれにアリバイを主張する。 その後、青柳と矢沢は、紗登美から、情報を得ていた。 飛鳥が店長ともめていたこと。ルームメイトの知世とトラブルを抱えていたこと。 敬称略 今回も、深沢正樹さんですね。 毎シーズン。。。と言うわけではないが。 青柳関連を深めていくと、登場する恋人・妙子。 パターンですが。。。そこから、問題が広がっていく!! まあ、そんな話ですね。 基本的には、殺人事件の捜査をしつつ、刑事個人の話を盛り込むのが 《9係》の基本形の1つ。正確には初期シリーズのカタチですね。 当然、青柳ですので、村瀬とぶつかるというのも、パターン。 でも、いろいろと関係者を生みだし、物語の幅を広げて8シーズン目 たとえパターンであっても、こう言う話があるかないかで、 ファンとしては、違った印象になるモノです。 たとえば今回にしても、 いつもなら、“久しぶり”という感じだが。 今回は、“いつもより早い登場だね”という感じだ(笑) 実際 メインに扱っている事件との関連性の度合いを考えると、 盛り込む必要の無いネタなのも、確かなのですが。 それでも、 こういう物語を描くことが《9係》らしさでもあるのも事実なのである。 そう。こんなネタがあるからこそ、 “実は、青柳って。。。。”という印象づけにも役だつわけである。 まあ、かなり回りくどいキャラ表現ではあるのですが、 俳優を揃えているからこそ出来る表現だと言う事も出来るでしょう。 それにしても。 やっぱり、こう言う話って良いモノですね。 ホントに2人の物語のいろいろなことを思い出してしまった。 と同時に “刑事モノ”ではあっても“群像劇”でもあるのが《9係》 であるということを思い出させてくれました。 ワンパターンになる可能性はあると思いますが、 やっぱり、脇役を盛り込んだ今回みたいな話を、基本路線に出来ないのかな? 矢沢とトコロには、子供もいるわけだし。 以前なんか、小宮山は、婚活してましたよね。 村瀬は。。。。ですが。 そのあたりも、もっと広げても良いんじゃないのかな?? 逆に、ここのところ広げていないことが、 本来の《9係》から逸脱し、 ベタな刑事モノになってしまっていると思うのである。 そろそろ、広げて欲しいです。 なんなら。。。。復帰ってのも。。。。。 ちなみに、個人的に、今回、最も気に入った部分は。 踵の靴擦れ。。。ですね。 こういうところにこそ、加納らしさがあります! なんか、ほんと久々に見たかった《9係》を見た感じですね。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/d3055bcad53c399bb9c3f7fa1e6a84f8 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月17日 21時52分49秒
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