『旅立ち』
内容
雅人(遠藤憲一)が、定職に就いたことで、徐々に佐野家の家計も明るい兆しが。
そんななか、バイオリンコンクールが迫った雅志(大八木凱斗)は、
不安になっていた。
みんなは、雅志が緊張しないようにと。。。いろいろ言ってくれるのだが。。。。
やはりグランプリをとれなかった。
だが審査員のひとりから、東京に来ないかという話が舞い込む。
嬉しい話であったが、雅志が一人暮らしをすることになり、
家計を圧迫する可能性が高く、悩む雅志。
敬称略
総括気味で
自叙伝的小説と言うことで、ある意味、雰囲気優先の作品である。
まあ、特に悪い部分も無いし、文句を言うような部分も無いのだが
逆に“コレは!”という部分も無かったのも事実である。
今回の最終回も、今までと同じだ。
良い雰囲気ではあるし、悪くは無い。
だからといって、“コレ”が無いのである。
理由は単純。
イマイチ芯が定まっていないから。
素直に、雅志を中心に描いていれば良いのに、
どちらかといえば、第三者視点で描かれている。
それが悪いと言うことではないが、
何を描いているかが、かなり曖昧なんですよね。
演技で魅せようとしている部分が有るも分かっているが、
活かせていないと言って良い状態だったのである。
原作がある事なので、仕方ない部分もあるだろうが、
それでも、何を描くか?をキッチリやれば、
ここまでの妙な印象にはならなかったと思います。
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最終更新日
2013年08月04日 23時54分27秒
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