|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『かたき討ち』 内容 小籐次(竹中直人)のもとを、稲村右源太(鶴見辰吾)という浪人が訪ねてくる。 刀を研いで欲しいということだったが、外出していると聞き、 稲村は、その場をあとにする。 そのころ、小籐次は、おこう(鶴田真由)の万八楼にいた。 そこには、昌右衛門(津川雅彦)そして水野監物(大浦龍宇一) そしておりょう(比嘉愛未)の姿があった。 水野は、小籐次がおりょうに送った行灯を見て、商売にしてはと告げる。 実は、小籐次の暮らしぶりを見た、おりょうの考えだった。 さすがにおりょうの言葉とあって困り果てる小籐次。 手が足りぬと言ったものの、 昌右衛門が、手代の浩吉(渡辺大)を使えばいいと言ってくれる。 とりあえず、吉原に行き、 花魁の清琴(大塚千弘)から、行灯の流行について話を聞くが、 そこで、旗本と一悶着。 店の主人が小籐次の名を出したことで、旗本はその場を去って行ってしまう。 その後、長屋に帰った小籐次。そこには稲村の姿があった。 どうにか、刀を研いで欲しいと言う依頼。。。明らかになまくら刀だったが、 稲村が仇討ちをするという言葉を聞き、仕事を引き受けることに。 数日後。研いだ刀を持って、稲村の長屋を訪ねる。 仇討ちの理由について尋ねてみると、 稲村の父の上役だった田村兵衛(小沢和義)が、 父・静五郎(仲野文梧)を斬ったという。斬ったあと、田村は逐電。 腕に自信は無かったが、仇討ちをする身は自分しかおらず とりあえず、江戸へと出たと言う事だった 逡巡する内に、竿師の元に弟子入り。妻・おさん(京野ことみ)と結婚。 それなりに幸せな日々を送っていたが、 先日、江戸市中でばったりと田村と出会ってしまったというのだ。 田村は、稲村を見て静五郎の息子とわかり、 逆に、果たし合いを申し込んできたという。 他家の剣術指南役の話がある田村は、過去と決着を着けたいよう だが腕の無い稲村は、死を覚悟。体裁を整えるために刀を研いだのだった。 果たし合いまで、10日。 話を聞いた小籐次は、秘策を授け、稲村と特訓をはじめる。 敬称略 “死んでも剣を置くことは無い、それがしは武士” お話自体は、昔から時代劇に良くある話で、 結構良い感じなんですよね。 武士として。。。だが。。。その一方で。。。 ドラマとしても良く出来ている。 小籐次を重ねているのも、悪くない。 ホントに良く描かれている。 ただ。。。一点をのぞいて。 それは武士にとって“仇討ち”の意味。 そこにあるのは、武士の一分、矜恃などだけでなく、 仇討ちをしなければ、お家のため、戻ることさえ出来ないと言うこと。 ほんとは、そのあたりをナレで補足すべきなんですけどね。 たとえ、同じように一騎討ちであっても、果たし合いであっても、 須藤や能見との戦いとは、全く意味合いが違う戦いなのである。 “それくらい知っているはずだ”“説明なんて要らないはず”なんてのは、 やはり。。。知っている人の考えにしか過ぎないのだ。 くだらないことだけど、補足しなければならないことは補足して欲しいモノだ。 そういや。。。。同じコトを《大岡越前》でも書いていましたね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月16日 20時43分31秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|