レベル999のマニアな講義

『緊急出動！宿命の出逢い』

内容
楓（松嶋菜々子）に休暇を申し出た本庄（佐々木蔵之介）
その後、本庄は、医局員達にも、目の手術のためであると説明する。

そんななか、楓は広瀬（風間俊介）さやか（芦名星）とともに
災害のシンポジウムに出席。
講演終了後、パネリストのひとりで
東京消防庁の救急隊長、有村公邦（比留間由哲）から楓は声をかけられる。
楓のことは聞いたことがあると。。。。

それからしばらくして、救急隊の判断で
湊大付属病院へ運ばれてくる患者が、次々とやってくるように。
救急隊員の話では、有村の指示と言うことだった。
経験から来るものでスキルが高いのだろうと、医局員達は話をする。

その直後、有村の指示で及川琢巳という男性が、骨折の疑いで運ばれてくる。
及川を見て驚く片岡（柏原収史）。。。知り合いだった。。。

一方で、患者が次々運ばれてくることもあって、
楓は、最上（段田安則）杉吉（手塚とおる）に呼び出される。
医師会で、救急隊との癒着を疑われたという。

敬称略



唐突な展開ばかりの今作。

いや《５》というべきだろうか（苦笑）


唐突なことばかりに慣れてきたとは言え、

もう、なんていうか。。。。群像劇と言うより、

アレコレと盛り込みすぎるほど、盛り込んでいる感じ？

たしかに、いろいろ盛り込んでいること自体は、群像劇と言えるのですが、


本来、物語のメインとなるであろう、楓のパートが、あまりにも雑。

せめて、１つに絞り込みましょう。

たとえば、楓のパートだけをとりだした場合。

アレも、コレも。。。と、無駄に風呂敷を広げすぎている。

さすがに、散漫この上ない状態だ。

そんなものが、毎回、切り刻まれて、盛り込んでくるものだから

群像劇部分まで、集中できず、ワケが分からなくなってしまっている。


極端なことを言えば、

楓がいなければ、真っ当な群像劇に見えるんだけどね（笑）

いや、むしろ。。。いない方が、素直に楽しめるかも。。。。。


っていうか、こんな描き方をして、それでも楓って必要なのかな？？

仮に、これまでのシリーズを横に置いておくとして、

それでも、楓が必要というならば、

楓が必要であるコトを描く必要があるんじゃないのか？

基本、群像劇である《救命病棟２４時》ですので、

楓を中心に描けとまでは、言いません。

でもね。。。ほんと。。。。


アレコレと首を突っ込み、ドラマとして風呂敷を広げ

それがまた、あまりに唐突な展開ばかりで、。。。なんかね。。。。

きっと、今回、楓が関わったことにしても、

次回には、どこかへ消えるんじゃないの？？？

そこなんだよなぁ。。。。今作の問題点。





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