レベル999のマニアな講義

『ハートレス』
『４３歳新人刑事が救う出向サラリーマンの心と家族…名物鍋料理と２重の殺人』

名洋
ある公園で、ホームレスの死体が発見される。被害者は、ショウ（山口祥行）
現場にやって来た、夏目（椎名桔平）安達（小野ゆり子）そして福森（松重豊）
事情を聞くと。。。昨夜、ホームレスに嫌がらせをする少年たちがいたという。
そのことにショウは、怒っていたらしい。
また同じホームレスのマサこと松下雅之（須田邦裕）とも、
ちょっとしたことで、ショウはモメゴトを起こしていたらしい。
一方で、ナカこと中島安太郎（螢雪次朗）に話しかける夏目は、
同郷だと告げて、親しくなっていく。

その後の調べで、被害者の身元が判明。
相沢翔太。。。１７年前に傷害致死事件を起こし、１９歳の会社員を殺していた。
そこで福森と安達が、被害者・本木幸也の父・幸彦（松澤一之）のもとを訪ねる。
アリバイもあった。

そのころ夏目は、マサに、妻・冴子（川田希）息子・友樹がいることを知る。
そして相沢が、ある番組に出ていたことも。
そんななかナカが体調を崩しているのを見た夏目は、
精をつけてやろうと、郷土料理“ひっつみ”を作り振る舞うのだった。

その後の聞き込みで、
ホームレスに嫌がらせをし、ショウの逆襲にあった中学生が判明。

やがて、血のついた金を使ったホームレスがいたコトが分かり。。。


敬称略


今回は、大石哲也さん

大石さんが加わったこともあるのかもしれませんが、

前回より、ベタな刑事モノに近い雰囲気と流れになりましたね。


夏目以外の登場人物達のバランスも良くなり、役割も与えられ、

この枠の刑事モノらしい。。。

良くも悪くもベタに仕上げてきた感じですね。


ほんと見事と言って良い、役割分担。

夏目の洞察力の凄さも表現されましたしね。


ただし。。。唯一の疑問。

前回は、それを強引に絡めたため、不自然さを生みだしてしまったが。

そう。。。夏目の経歴。。。もと。。。。ってことね。

不自然に混ぜ込み、違和感を生む必要は無いが、

もう少しなんらかのカタチで混ぜても良かったんじゃ無いのかな？？

たとえば、、、中学生に事情を聞くシーンなんて、

福森も良いですが、。。。そこだよね。絶対に。

いつも混ぜなくても良いから、活躍の場があるときは、

必ず使った方が良いでしょうね。


そうでないと、忘れてしまいそう（笑）



最後に、どうでも良いこと

前回のサブタイトルは“オムライス”だった

今回。。。なぜ“ひっつみ”じゃないの？？？

たしかに、そういう物語では無いのも分かっているんだけど、

現朝ドラ《ごちそうさん》より、良い感じで絡ませているんだから、

そういうコトでも良いと思いますけどね。

松重豊さんもいることだし。





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