『太陽をつかむ男』
内容
三浦刑事(吉田栄作)から
村岡(伊武雅刀)が意識を取り戻したという連絡を受ける濱(尾美としのり)
動揺しつつ、病院へ行くと。。。事件当時の記憶がないと言うことだった。
一方、長谷川(西島隆弘)は、葵(伊藤歩)と澤田(塚本高史)の事実を知り、
濱に協力する覚悟を決めていた。
だが、客観的証拠として、葵の証言が、どうしても必要だった。
そのころメイオウ電機では、特許訴訟が決まり
結城弁護士(石田ひかり)の指示で、準備が進められていく。
同じ頃、葵が、連絡も入れず、アメリカに向かったことに澤田は動揺し、
すぐにアレックス・セザキ(パトリック・ハーラン)に連絡を入れていた。
敬称略
“全部が嘘だなんて、思いたくない!”
ベタな流れだなぁ。。。と思っていたところ、
いきなり、中盤で、妙なフラグ。。。。そして。。。。。
可能性の1つとしては、考えていましたが。
さすがに、驚いてしまった。
とはいえ、秀逸だと言えるのは、その部分の魅せ方ですね。
その後のことも含め、ほんとに良い魅せ方でした。
これは、凄いと言って良いかもしれません。
前回までの話に限ると、
見方によっては、凡作。好みによっては、良作、程度だったろう。
しかし、今回の最終回で、
様々なことも、見事にフィードバックしているし。
ドラマとして、かなりキレイにまとめている。
一気に、秀作、傑作になったと言っても過言では無いだろう。
たとえ、ベタと言えるような展開であっても、
今回の話だけで、今作は、
NHKの《土曜ドラマ》の面白さを、再認識させてくれたような気がします。
それにしても、
これだけ方向性や雰囲気の違うネタを、ほんとに上手く重ね合わせましたよね。
ここまで違うと、散漫になったり、中途半端になったりするものだが、
そういう部分を、ほとんど感じさせなかった。
良く作られている証拠ですね。
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最終更新日
2013年12月21日 21時59分00秒
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