レベル999のマニアな講義

「涙の決意！濡れ衣」

内容
野球部廃部決定後、
担当者の不正を追及し、銀行に融資続行を認めさせた細川（唐沢寿明）は、
主要取引先であるジャパニクスの諸田社長（香川照之）の
減産と値下げ要求を受け入れることを決断する。

そのころ社内野球大会で、
製造部が投入した沖原和也（工藤阿須加）のピッチングに注目が集まっていた。
野球部の古賀マネージャー（高橋和也）は、沖原に野球部入部を勧めるが、
正社員になりたいと、入部を拒否する沖原。
直後、野球部員たちは、沖原が、かつて暴力沙汰を起こしたと知る。

一方で、細川は、青島（山崎努）との賭に負けたこともあって、
廃部の延期が決める。ただし、次の大会で負けたら廃部だと。
だが、同時に、８割の派遣社員を切ることを含めた、大胆なリストラ着手を宣言。
人事かを預かる総務部長の三上（石丸幹二）が、その責任者に指名する。

そんななか、梱包配送課の沖原の大量の発送ミスが発覚。
沖原は、製造部長の朝比奈（六角精児）に、
現場リーダーの竹本の言われたとおりで、
発注の作業工程表にも、表示されていたと説明するが、受け入れられず。
再発送まで時間が無い中での対応を強いられることに。
実はシステムのバグだったのだが、それを隠蔽する朝比奈。
事実を知らない沖原は、責任を押しつけられ、リストラリストへと。。。。

同じ頃、ライバルのイツワ電器から青島製作所に、警告書が送られてきた
実用新案権の侵害だという。損害賠償金額は、２００億。。。

敬称略



一瞬。。。。《ＲＯＯＫＩＥＳ》！？と思ってしまった（笑）

もちろん、ラストの部分ですけどね。



それにしても、これだけ、アレコレと描きながら、

どの部分をメインにするのかと、見ていたら、

キッチリと、野球部をメインにして、それを見事に会社にも波及させましたね。

たった一人の野球部員。

でも、きっと会社にとっても、野球部にとっても。。。。。なのでしょう

今回の話を見ただけで、どれだけバランスが良いかが分かります。


ここまで描き込めば、十分満足です。

ほんとに良いドラマに仕上がっていますね。

ちょっと《ＲＯＯＫＩＥＳ》だけど。


ひとつ気になったのは、訴訟話を、途中に盛り込んだこと

次週へのネタフリだったわけだ。

一応、今回は、その部分を取り上げず、

他の案件を集中して描いているので、満足度が高い。

だったら逆に、なぜ、ラストで十分なのに、

途中で盛り込んだか？である。


正直、ず～～～～～～～っと、気になって、気になって。。。。

ラスト直前に、社長が、三上や、朝比奈に

色々なことをいっているシーンを見ていると。

“そんな事してる場合じゃ無いんじゃ？”という印象でした。


だから、ここまで盛り込まないなら、ラスト２分で十分なんですよね。


ほんと、なぜ、混ぜたんだろ。。。。


最後にもうヒトコト。

今作って、二本柱になっていますよね？

だったら、なぜ、テーマ曲を、２つにしないの？？

実は、そこも、気になっている部分。

たしかに、一体感が無くなる可能性もあると思うのですが、

重なっているけど、趣が違う２つのお話なので、

使い分けをしても良いと思うんだけどなぁ。。。


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