「大人はみんな問題児。」
内容
上司に呼び出された千明(小泉今日子)は、
現在制作中のドラマの初回が2時間スペシャルになったと知る。
そのうえ、社運を賭けた映画の脚本を万理子(内田有紀)に決まったと。
そのころ伊佐山市長(柴田理恵)と海岸の清掃活動をしていた和平(中井貴一)
偶然、失踪中の広行(浅野和之)が女性と一緒にいるところを見かけ、
そのことを典子(飯島直子)に伝える。女性のことは伏せて。。。
同じ頃、“ナガクラ”では、真平(坂口憲二)が調子が悪くなり、
薫子(長谷川京子)の助けをかりて、なんとか切り抜けていた。
いろいろと不安になる真平。
そして、典子は、広行の身柄を確保し、ナガクラへと連れてくる。
すでに帰っていた和平は、典子が広行を連れてきたことに戸惑うが、
典子は、帰宅したばかりの千明まで連れてきて。。。
敬称略
“人が人を理解したりさ、相手の気持ちに気づくのって難しいよね
時間がかかるしさ、回り道だらけだしさ
分かってもらえないって、思ったり
分かったと思ったのに間違えてたりさ
もう、めんどくさい
でも、そこを面白がらないとね。”
今作の楽しみ方を、劇中で提示。
でもね。
これって、前提があるんですよね。
“人と人が関わっている”という。。。前提が。
今期、いろいろな人間関係が描かれた。
前シリーズの関係の“続き”もあれば、
今シリーズから始まった関係もある。
続編なので、当たり前のことだ。
決して、面白くないわけじゃ無い。
たしかに、楽しい。
が、ここで問題なのは、
前シリーズで描ききった“千明&和平”の2人の関係が、
進展する、しない以前に、ほとんど描いていないことなのである。
なのに、前述のセリフのように、
最も見たいと思っていた2人の関係を、“面白がれ”。。。ってのは、
さすがに無理があります。
でも、今回くらいの描き方だと、面白がることは出来ますけどね(笑)
進展するかどうかではなく、2人が見たい。。。ただ、それだけ。
群像劇としては、秀逸なんですけどね。
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