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カテゴリ:ドラマ系の感想
『恋』
内容 沙良(中山美穂)から思わぬ告白を受ける青年。。。 そんなある日のこと、橋詰五郎という探偵が沙良の前に現れる。 ある男を探しているという。 見せられた写真。。。。笑顔の青年だった。 知らないと誤魔化す沙良。 一方、青年は、倉田(尾美としのり)からある種の懺悔を受けていた。 沙良との関係を持ったことで、その時、持っていた全てを失ったと。 だが、同時に、医師としての能力を手に入れたという。 沙良は、探偵が現れたことを青年に話をすると、 青年は、実家の家族が探しているのだろうと話し始める。 そんななか、親しくしているホームレスのテツ(尾藤イサオ)の元を訪ねた青年。 しかし。。。 そのころ、青年との関係を倉田に相談していた沙良。 すると倉田は、沙良が恋をしていると指摘する。 その夜、帰ってこない青年。 沙良たちは、心配するが。。。 敬称略 “よくよ、難病モノのドラマとかあるじゃねえか。お涙頂戴のよ。 健気に最期まで、人間らしく前を向いてってな。 真面目なヤツってのは気の毒なもんだ。” 前回のラストに、ドラマが大きく動いた。 そのため、沙良と青年。それぞれに変化が生まれていく。。。 ほんと、抜群の折り返しをみせてきた今回。 一言で“ベタ”と言ってしまうと、それまでの話になるが。 シッカリと対比が描かれ、そして生と死が描かれた。 秀逸でしたね。 もともと、家族の中で、死んだも同然だった青年。 “一度も自分の生を肯定したことが無かった” そんなとき、病が発症する。 “死を受け入れたはずなのに” しかし、親しき人の死を垣間見たことをきっかけに 死を受け入れていた青年の中にあった変化が、大きくなっていく。 そこにあったのは、沙良への想い。 一方の沙良。 娘を産み、全てを捧げたことで、 人にも自分にも興味のない人間となってしまっていた。 しかし、青年との接触で生まれた。。。。想い。 ふたりは、お互いに惹かれあっていたことに気づき。。。 野島ワールドを交えつつ、見事に生と死を描きましたよね。 好みはあるだろうが、 ほんと、素晴らしいですね。 放送開始前から、流れは見えていたが、 ここまでになるとは、思ってなかったです。 。。。 あとは、結末へ向けて進むだけですね。。。。 これ、地上波で放送すれば良いだろうに。 “ドラマ10”じゃ無く“土曜ドラマ”で良いんじゃないのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月23日 00時11分18秒
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