|
カテゴリ:ドラマ系の感想
「語られる事件の悲劇…歪んだ愛の代償」
内容 2014年。 希美(榮倉奈々)は、高野(三浦友和)にガンで余命1年と告白。 そして、事件の日の出来事について話し始める。 あのとき、野口(徳井義実)宅の書斎にいたこと。 そして物音に気づき部屋を出ると、 燭台を持った西崎(小出恵介)がいて、“自分が殺した”と言ったと。 見たままを警察に話をしたと言う事だった。 高野は帰り際、希美の病について聞くと、両親にさえ話していないと告げる希美。 そして、希美は、先日、安藤(賀来賢人)にプロポーズされたことを悩み。。。 2004年 野口から、妻・奈央子(小西真奈美)が流産したと打ち明けられる希美と安藤。 そのため情緒不安定で、自宅扉の外に錠をつけていると。 そんななか、希美は奈央子が不倫しているという噂があると安藤から聞く。 直後、西崎から。。。その相手が自分だと打ち明けられる希美。 そして奈央子が、野口から暴力を受けていると。 話を聞いた希美は、奈央子に起きていることの原因が、 西崎にあるのではと問い詰める。 それからしばらくして、高校時代の友人の結婚式のため、 島へ戻る希美は、成瀬(窪田正孝)と再会する。 敬称略 あいかわらず、本筋と無関係だと思われるモノを たくさん盛り込んでくる今作。 そらね。ネタフリが、絶対に無関係だと言い切りませんけど、 直接関係があること以外は、無関係だと言われても仕方が無いです。 だって、そういうネタフリは、 無理して描くようなことでは無いからだ。 自然に。。。さりげなく。。。 再び、現在と過去を交錯させすぎているのも、気になるし。 ドラマとして、かなり見難くなってきましたね。。。。いや、醜く? 謎をたくさん盛り込んでいるので、 その謎解きという意味では、それぞれに興味がないわけではない。 ただ、メイン部分があるにも関わらず、盛り込みすぎているので、 話が散漫となると同時に、興味が散漫になっているのだ。 煽りで引っ張るだけの手法の限界が、ここにある。 たとえば、基本的に、謎があるため、曖昧な演出が多い今作。 それはそれで良いのだが。 謎解きをしても、謎や、曖昧な演出が邪魔してしまい、 その謎解きが、“真”なのかどうかも、分からなくなってしまっているのだ。 今回の序盤の告白にしても同じコトが言える。 病気のことも、事件のことも。 登場人物が真実を言っているとは限らないからである。 実際、事件自体に、そういう部分があるからこそ、高野が捜査しているしね。 ほんとは。。。俯瞰で描けば、こんな事にならないんだろうけど。 違うからね。。。 結果的に、何を描いていも、どこが“真”なのかが分からなくなっている。 今の状態で、 真相を描いて来たとしても、それが“真”に見えないと断言出来ます。 何かを隠すための。。。。“嘘”かもしれないから。。。。 それが、今作の基本になっているし(苦笑) TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/d34d2d94791c422843ae3738d427d91f お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月28日 23時01分59秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|