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2015年09月14日
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カテゴリ:ドラマ系の感想

「君がくれた夏」

内容
コンクールで審査員賞を受賞した葵(福士蒼汰)だったが、
その授賞式を飛びだした葵は、公平(太賀)七海(大原櫻子)の助けを借りて、
翔太(野村周平)のもとへ向かったあかり(本田翼)を追い始める。

一方、富山に着いたあかりは、すべてが変わってしまっていることに驚きながら、
翔太との待ち合わせ場所へと向かう。すると。。。。

そのころ、待ち合わせ場所で待っていた翔太の前に、葵が現れる。
「来ると思ってたよ」
「あかりに会いに来た」
そして。。。。「あおい!?」

敬称略


 視聴者の期待と企画の方向性のかい離。

 振り切った描き方が出来ず中途半端だった。


実はこれ、某局の某ドラマを受けて、お偉いさんが語った反省の弁の一部。

だが、ホントの話、これらの言葉が、

ドラマだけで無く、テレビ番組にとって、“全て”と言って良いこと。


それが出来るかどうか?制作の自己満足で終わっていないか?

“数字”が全てではありませんし、番組の評価でもありません。

ですが。少なくとも、ネットの評価や、評論家の言葉よりも、

ある程度、客観性のあるモノであるのも事実なのである。

絶対指標ではなく、自身、そして裏との相対指標。

だから、どんな番組でも、ドラマでも、初回は数字が取れるのだ。

が。。期待を裏切れば裏切るほど、相対的に数字は下がり。

好感を持たれれば、数字は上がる。その程度のことなのだ。


良い例が。。。先日まで放送の《デスノート》

残念ながら、様々な映像作品がつくられたあとだけに、

どうしても、期待と不安が入り交じる初回。

そのあとは。。。。。一進一退が続きつつも。。。最後は、

結末だけは。。。と、数字が伸びる。

ただ、その間はと言えば、枠、時間帯を考えると、

成功と言って良いほど数字はとっているが、前後と比べると大幅に低い。

そう。。。不安、いや、不満が勝っていたと言うことだ。

それでも、成功と言える数字だったのは、俳優の振り切った演技所以。

ってことだ。


さて、今作だ。

今までに、総括気味で書いてしまっているので。書くことはないが。

明らかに、期待を多少裏切ってしまったのが事実だろう。

その一方で、振り切った部分も無くは無かったので、なんとかキープ。

結果。惨敗とは言えないが、胸を張って成功と言えるようなモノでは無かった。

そういうことだ。

そもそも、演出的に、シッカリと描ききった部分は少なかった。

実際、印象に残っているシーンが極端に少ないのが、それを表している。

話の展開的にも、基本ベタなので、

視聴者の期待は裏切っていないが、期待以上のモノではなかった。

結果。。。。失敗では無いが、成功でも無い。まさに、そんな感じだ。

たとえば、初回の序盤の“アレ”を最終回の今回の結末に持ってきたわけだが。

正直、結果に期待している部分はあっても、

演出的な描き込みの中途半端さもあって。。。。“どっちでもいいや”

それが、本心である。

ハッキリ言えば、今作はミステリーでは無いんだから。

ほんとに、どっちだっていいんだよね(苦笑)

それこそ、以前書いた事あるけど、公平がさらってしまえば、

あり得ないほどのインパクトになったでしょうけど(笑)

なんていうか。。。。。

連ドラだから、面白味に欠けてしまった。。。。。というところだ。

悪くは無いんですけどね。。。


描き込みの中途半端さ。そして、手を出してしまった小手先の煽り演出。

ベタだから、連ドラだから、

もっともっと丁寧に描かないと!!


最後だし、、、この局だからハッキリ書いておくが。

今作の仕上がりより、《ブスと野獣》のほうが仕上がりは上だと思います。

だって、気持ちの描写そして展開が、本当に丁寧ですから。



TBは以下のミラーへお願いします
http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/f4ecfc7f599be40a5a388020eaca8251





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最終更新日  2015年09月14日 22時04分36秒
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