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カテゴリ:ドラマ系の感想
第一話「あだ討ち」 「あだ討ち~つつもたせの美少女と元同心が危険な密偵!!背の刺青が鍵!?」 内容 廻船問屋“近江屋”に押し込みが入る。 背中に龍の彫り物の男は、次々と人を殺めていき。。。。 残されたのは、お里(山下夏生)と妹・おとし(梅村結衣)の2人だけ。 だがついに、隠れている部屋に、男が現れたことで、 お里は、おとしを救おうと、男の前に出て行き斬られてしまう。 ひとり生き残った、おとしは、町で入れ墨の男を見かけては、声をかけていた。 そして彫り物を確かめるため、男を誘い。。。。 その日も、お竹(黒坂真美)金助(河西健司)の茶屋へ。 偶然、騒ぎを聞きつけた流れ者の浪人・水島亮三郎(永井大)が、おとしを救う。 話を聞けば、龍の彫り物の男を捜しているという。 仇を討つため、力を貸して欲しいとおとしは、懇願。 すると水島は、百両なら引き受けてやると言い始める。 その話を聞いていたお竹、金助は、辞めておくようおとしに勧めるが、 おとしは、七両を差し出し、仕事を依頼するのだった。残りも後日払うと。 一方で、水島は、同心の佐々木正之介(浜田学)に事件を聞きつつ、 同心に戻れと諭されていた。 そんななか、店に戻ると、お竹、金助が、おとしに化粧をしていた。 つつもたせをすれば、すぐに金は集まるだろうと。 そのころ、藤蔵(いしだ壱成)は、茶屋のおよね(東加奈子)から、 自身が持つ櫛のいわれを聞かされていた。対になっているはずだと。。。。 敬称略 脚本は、三國月々子さん 監督、新村良二さん 今回から、新シリーズ 今シリーズから、ミステリー作家の多岐川恭さんの作品。 昨年4月に始まった、この枠。 変則的では、あるが。 《松本清張ミステリー時代劇》《山本周五郎人情時代劇》に続く第3弾の今作。 話の内容や、脚本、演出、俳優などについては、 横に置いておくが。 この新シリーズになって、感じたことは1つ。 今までで、一番仕上がりが良いってコトですね。 雑な部分が、ほぼ無くなり。 丁寧な作り込みが見えますね。 まあ、そのあたりは、前シリーズ《山本周五郎》から、そういう感じでしたが。 きっと、スタッフ全員が“時代劇”に慣れてきたのでしょう。 細かいところまで、目が行き届いているのが、ほんとに良く分かります。 実際、俳優も、本当に育ってきましたしね。 で。ふと思ったんだけど。 同じ系列で、毎年作られる“新春時代劇” 長時間使って1つの物語にするんじゃ無く、短編集にしたら良いんじゃ? ほんとは、1つが良いんだけど。 どういう力が働くのか分かりませんが、無茶をしすぎなんですよね。 この枠のスタッフに全てを。。一任すれば、復活すると思いますよ。 ほんと、完成度を上げてきたね。 話も凄く良かったです。 脚本、演出、俳優が、本当に噛み合っていますね。 原作が良いってのもあるのかな。 ちょっと、驚いたのは、梅村結衣さん。 まだ、粗いけど、良いですね。 使えるね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月05日 21時52分57秒
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