『奥手の花、恋の道行き』
「恋の道行き」
内容
“平野屋”で押し込みがある。
主人・惣兵衛(芝本正)によると、蔵の金をすべて持って行かれたと。
折しも、大坂から金が届いたばかりだったという。金だけで無く、骨董まで。
伝七(中村梅雀)は、ここひと月の間で起きている押し込みに似ていると感じる。
そんななか伝七は、
米問屋“丸高屋”の前で、お玉(加藤千果)を叱っている女を見かける。
それは、若かりし頃の伝七が、憧れたお滝(南野陽子)と再会だった。
ふと、若いお滝(守殿愛生)を思い出し、物思いにふけってしまう伝七。
大名屋敷で奥女中をしていたが、その後、宿下がり。
それから、店から出ることが無くなっていたお滝。
そんなお滝は、店の主人である弟・仙之助(中川浩三)その妻・お梶(田村友里)
そして、跡取りの万次郎(竹下健人)のやる気の無さを心配していた。
あるとき、東念寺の清瞭(山口馬木也)に相談する。
そのころ、お俊(田中美佐子)のもとに、平野屋の女将が訪ねてきていた。。
その後、菊乃屋の藤助(ベンガル)から妙な話を聞く。
東念寺に三次(村杉蝉之介)という島帰りの寺男がいること。
そして、お滝が通っていると言う。
何かがあると踏んだ伝七は、お俊が妙なことを言っていたコトを思い出す。
平野屋の女将・お喜代(伽代子)に何かがあったと。
敬称略
色々と複雑ですね。
寺。。。。か。。。。なるほど。
時代劇らしいネタですね。
それも、かなり丁寧。
今までのエピソードは、若干、雑な部分が有ったけど。
今回は、それも、ほぼ無い。
一気に、完成度を上げてきた感じ。
脚本かな。。。。