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カテゴリ:ドラマ系の感想
「夫婦を超えてゆけ」
内容 平匡(星野源)からプロポーズされたみくり(新垣結衣)だったが、 きっかけが“リストラ”だと聞き、複雑な気持ちになり、モヤモヤが払拭できず。 一方、“好きの搾取”と言われ、平匡は動揺していた。 あまりに、思い上がっていたと。 そのころ、昇進が決まった百合(石田ゆり子)が、いつもの店にいると、 風見(大谷亮平)がやってくる。 そんななか、安恵(真野真里菜)の誘われ、 安恵達の商店街の手伝いを最低賃金で副業をすることになったみくり。 “青空市”の開催は決まったものの、どうしても人間関係が複雑。 なにか、モヤモヤしたものを感じたみくりは、ある事に気付く。 そして、みくりは、平匡に専業主婦の労働と、最低賃金について説明。 すると平匡も、ある事に気付き、共同経営責任者という立場で考え始める。 同じ頃、百合との年齢差踏まえつつも、本心を語る風見に百合は。。。 敬称略 今回は、金子文紀さん。。。。 ですが、きっと3人だね。 うわぁ。。。。ここで、《真田丸》ですか!! 新垣結衣さんの髪型が、微妙に変わっていることが、気になっていたのだが。 いやぁ。。。《真田丸》かぁ。。。 さすがに、これは思いつかなかった。 《真田丸》ロスが、軽くなった気がします(笑) っていうか、ここまで来たら、平匡。。。武将の格好すればいいのに。。。 たしかに、NHKのドラマを上手く利用することが多いTBSの番組だが。 先日は、NHKが。。。。ってことに。 もう、なんだろうね。この蜜月ぶり(笑) とりあえず、そこは横に置いておく。 原作も、数日後には、最終話。 今回のドラマ最終回のため、 原作者さんが原作最終話のネームをドラマスタッフに渡したらしい。 あ。。簡単に言えば、下書きのようなモノね。 これは、かなり驚いてしまった。 前代未聞ですね。 ということは、ドラマ最終回が、原作最終話の先取りになっている可能性が!! さて、そこはともかく。ここからは、総括気味で。 もちろん、設定の妙、展開の妙など、今作特有のモノはたくさん存在する。 ただ、一番は、やはり、2人。。。いや4人が、 “普通”であり、そして“聡明”であることでしょう。 これが、最も特徴的で、上手く利用していると言うことですね。 普通で、これくらいのドラマは、いくらでも存在する。 しかし、今作のこの聡明さは、独特のセリフ回しにより、 その登場人物の考え方などを、明確に。。。時には、辛辣に。 ベタなドラマの浮ついた言葉よりも、 見る者に何かを感じさせるような リアリティのある“生の言葉”を生み出すことに成功している。 そして、秀逸なのは、 それらの言葉が、聡明さだけで無く、その経験値からも生み出されていることだ。 単純に、ベタなだけであるならば、こんな“生の言葉”は出てきませんし。 登場人物の年齢的なモノも含めた経験値が無ければ、 こんな小難しい“言葉”に説得力も生まれてこないのである。 それらをシッカリを描き込んだからこそ、 幅広い層に共感を呼ぶことが出来るのだ。 逆に、だからこそ。。。4人は“こじらせた”のですが。 これこそが、今作の。。。いや、原作の魅力、面白さだろう。 この設定だからこそ、原作者、脚本家が、 心に響くような言葉を生み出すことが出来たと言えるでしょうけどね。 実は、同様の作品として。。。 最近では《デート》少し前では《結婚できない男》 と存在していた。 ま、同列で考えていくと《最後から二番目の恋》なんてのも同じだけどね。 これらに共通するのは、 主人公たち。。。。若くないのである。 経験値があり、その会話が面白いだけで無く、 セリフに何かを感じさせることが出来る。 ただ、これらとは大きく違うのは、 大人の恋バナであるにもかかわらず、初々しい恋バナである事。 そう。まさに幅広い層に訴えかけることが出来る設定だったのである。 その意味じゃ、《デート》が一番近いか。 たしかに、独特の演出もあって、ハードルが低いわけでは無い。 それでも、根幹の恋バナの描写は、誰もが応援したくなるような初々しい恋バナ。 それに気がついた瞬間。一気にハードルが下がり、好循環に繋がったのでしょう。 設定の妙もあるが、 その原作を消化し、昇華した脚本が秀逸であるだけでなく。 その脚本を、よりいっそう昇華させた演出。 それらに応えた俳優達。 見事な作品だったと思います。 にしても、最終回まで、ほんとに、上手くつくり上げましたね。 ちょっと時間が足りなかったかなぁ。。。と感じる雑な部分も、 わずかにありますが。無視しておきます。 まさかの日野さん。。。。の妻。。。驚くよ。 実は、前回。。。次回の予告を考え、妻が登場するだろうなぁと、推測。 一瞬、よぎったんだけど、無理だよなぁ。。。と思っていたので。 最後に。 原作がある事なので。。。というか、もう終わってしまうのですが。。。。 その状態での“続編”は、かなりハードルが高いとは思いますが。 思い切って、挑戦しても良いのでは? そんな気がします。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/cbb48033545796dd457b1e48ace70617 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月20日 23時10分20秒
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